任天堂Wii米国版ハードウェアレポート【周辺機器編】
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任天堂 Wii 米国版 |
任天堂の次世代ゲーム機「Wii(ウィー)」の日本国内での発売が、ついに明日の12月2日に迫った。
今回は、一足先に出荷された米国版Wiiを使ってハードウェアレポートをお送りしている。前回の速報編に続き、今回はコントローラなどの周辺機器のレポートをお送りする。
電波管理関係の法制度の相違から米国版と日本版では、無線LANなどの仕様が異なるが、基本的な仕様は共通の部分が多いと見られる。
なお、Wii本体の内部構造などについては【速報編】をご覧いただきたい。
●本体編補遺
まず、前回掲載しきれなかった、本体マザーボード上の各チップの写真を見ていただきたい。
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今回はCPUの“Broadway”(右)と、ビデオチップの“Hollywood”のヒートスプレッダも外して撮影した。チップのダイはさらに小さなことがわかる |
BluetoothモジュールはミツミのWML-C43。一般のカタログに掲載されているのはClass 1対応のC40とClass 2対応のC46なのでカスタム品か。 |
無線LANモジュールもミツミのDWM-W004。IEEE802.11b/gに対応している |
●Wiiリモコン
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前面。これまでのゲーム機用コントローラとは異なったTVリモコンのような形状 |
背面。Wii本体とはBluetoothで接続されるためケーブルレス |
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背面にシンク用の赤いボタンがある |
構成部品一覧 |
●ヌンチャク
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ヌンチャクコントローラ。Wiiリモコンとケーブルで接続される |
操作部分 |
ケースを開けた状態 |
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力がかかることを前提にケーブルががっしりと固定されている |
内部の構成部品 |
確実に固定するために複雑な構造になっているコネクタ部 |
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基板にはチップは2つしか乗っていない。これは表側。STマイクロのアナログ3次元加速度センサチップと思われる |
これは裏側 |
●センサーバー
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センサーバー。TVの上に置いて、Wiiリモコンの位置確認に使用する。ケーブルは5mある |
センサーバー背面 |
内部は左右の小さい基板にケーブルが延びている |
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取り出してみるとケーブルは片方に入り、もう片方へはフラットケーブルが伸びている |
基板にはセンサーなどはなく、5つのLEDだけがあった |
●シンプルな構造
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WiiはACアダプタも小さい。それでもWii本体に比べれば大きく見えてしまう |
周辺機器の内部を見てもシンプルな構造は貫かれている。
Bluetoothで通信し、操作部も多いWiiリモコンですら、チップ数は最小限だ。とくに、センサーバーについていえば、LED以外何も入っていないように見える。これでどのように動くのか実機で確認するのが楽しみだ。
また、ヌンチャクではかなり加重がかかることを見込んだケーブルの処理が目に付いた。
Wii本体もそうだが、長い時間をかけて、よく考えられたハードウェアであることを強く感じる。このハードウェアを基盤にして、どのようなソフトが出てくるのか楽しみだ。
□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□製品情報
http://www.nintendo.co.jp/wii/
□関連記事
【11月29日】任天堂Wii米国版ハードウェアレポート【速報版】
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1129/nintendo.htm
(2006年12月1日)
[Reported by date@impress.co.jp]
PC Watch編集部
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