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GITEX 2006レポート【やじうま編】

8GBのSDカードや、TwinMOSのDDR3メモリ、HPの純金プリンタなど



●8GBのSDHCカードやSDカードが展示。MACRODIAはSDHCの16GBモデルを告知

 香港に本社を構えるMACRODIAのブースでは、なんと8GBのSDカードが展示された。SDカードは理論上8GBは利用できない。この8GBのSDカードも機器側が対応しないと利用できないのは同社も認めていたが、PCなら従来のSDカードリーダで利用できるとしている。

 また、製品はまだ存在しないものの、大型パネルで16GBのSDHCカードや8GBのminiSDHCカードをアピール。こちらは2か月後にリリースされる。このほかにUSBインターフェイスを一体化したSDカードの8GBモデルや、MMCの8GBモデルも用意しているとのこと。ちなみに、現在は日本にオフィスを構えていないが、日本市場への参入を計画しているという。

MACRODIAが展示した8GBのSDカード(右)。左は8GBのSHDCカード MACRODIAのブースに掲げられた看板には16GB版のSDHC。こちらは2007年1月ごろのリリースとなる予定

 8GBのSDHCカードは、最近になって発表するメーカーが少しずつ増えてきており、GITEX会場内でも散見された。PATRIOT、PQI、TwinMOSといったメーカーが展示を行なっており、いずれもClass 2準拠。また、A-DATAも展示はしていないが、製品は用意していると語っていた。

 このほか、メモリ関連ではTwinMOSがDDR3-1066メモリを展示。CAS Latencyは7。展示されていたのは2GBモジュールだが、このほかに512MBと1GBのモジュールも用意している。利用できるチップセットはないが、すでに出荷が可能な状態にあるという。このほか、DDR3に関して具体的な話が聞けたところでは、PATRIOTが2007年にエンジニアリングサンプルを出荷し、量産品の出荷は2008年になるとしている。

PATRIOTが展示した8GBのSDHCカード。発売済みの製品で150米ドル程度とのこと PQIが展示した8GBのSDHCカード。こちらも出荷可能な状態
TwinMOSの8GB SDHCカード。未発売だが来月の発売を予定しているという TwinMOSが展示したDDR3-1066モジュール。すでに量産に入っており出荷が可能な状態

●そのほか、会場内で気になったものをまとめて

 Sharpのブースでは、亀山工場生産の液晶TVの展示などが行なわれていたが、その一角では、同社の主要技術の1つである太陽電池のデモも行なわれていた。

 最大出力125Wのパネル8枚を利用して、AQUOSでTVを観るというもので、屋内のため蛍光灯による光で発電させていたが、バッテリを併用することにより、8時間の視聴が可能という。

Sharpによる太陽電池を使って液晶TVを駆動するデモ。このデモで使用されたAQUOSの消費電力は111Wだそうだ ブースの外側に8枚の太陽電池パネルを設置 液晶が置かれた台の中に隠されたバッテリ。これを併用して8時間の駆動が可能

 Intelのブースでは、この秋のIDFで紹介されたClassmate PCや、ドバイではこのGITEXで発表となったクアッドコアプロセッサなどを展示。その中で目を引いたのが「Pulse」という製品。これは、フランスのAspalisがNavicomの技術を利用して開発したもので、有線インターフェイスのKNX/EIB、800~900MHz帯を利用する無線技術のZa-WaveやZigBeeを使って、家庭内の照明などをタッチパネルで操作できるソリューションである。

 LANの併用により、リビングに置いたPCで動画を再生するなどの操作もタッチパネル上から行なえるほか、スマートフォンやUMPCといった端末からもワイヤレス操作も可能。電気機器と双方向通信を行なっているので、照明機器のメイン電源がOKかOFFかを端末上で確認することもできる。

 すでにヨーロッパで500ユーロ程度から提供できる状態になっており、Pulseに実装されているシリアルポートなどのインターフェイスも活かして、今後さらに用途を拡大していきたいとしている。

AsplaisとNavicomがIntelブースで実施した家庭内電源を集中制御するPulseのデモ。中央のルーター状のものが本体で、その両脇のタッチパネルから照明のON/PFFや、Media Centerの操作などを行なっていた スマートフォンやUMPCからの操作も可能。さらに対象機器の平均消費電力などをグラフ表示する機能なども用意されている

 そのほか、アブダビ警察がブースを出しており、フタバのラジコン用機器を活用して作ったというセキュリティロボットを展示。プロポによって操作し、胴体部分に内蔵されたPCと連動。また、モーションセンサーや輝度センサー、音声センサーなどを搭載。PCでは画面表示や音声出力が行なえる。銀行や学校に設置することを考えているという。

 アブダビ警察のブースでは、このほかにもインターネット上から救急車を手配するシステムや、渋滞のコントロールを行なうシステム、非接触ICを利用したゲートなどを展示。ITを駆使した活動をアピールしていた。

 最後にHPが展示した、およそ2万ドルのコストがかかっているレーザープリンタを紹介しておきたい。同社のレーザープリンタである「hp laserjet p2015」の筐体に本物の24金とシルバーを利用したという製品。GITEX終了後、競売にかけられるそうだ。

アブダビ警察が展示したセキュリティロボット。後方に見える人は本職の警官 HPが展示した黄金のレーザープリンタ。24金とシルバーを組み合わせており、期間中、本製品の脇には女性のガードマンが常駐していた

□GITEXのホームページ(英文)
http://www.gitex.com/

(2006年11月22日)

[Reported by 多和田新也]

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