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アスク、HDD内蔵無線ルーター「ASUS WL-700gE」発表会
10月31日 開催 株式会社アスクは10月31日、ASUSTeK製の160GB HDD内蔵無線LANルーター「WL-700gE」の発表会を都内で開催した。 WL-700gEは、160GBのHDDを内蔵し、NASとしても機能する高機能無線LANルーターで、FTP/HTTP/Web/DLNAサーバーなどの機能を備える。発売は11月22日で、価格はオープンプライス、店頭予想価格は42,800円前後の見込み。 冒頭では、アスース・ジャパン株式会社 マネージングディレクター Kevin Du氏がASUSTeKの現状および製品展開について紹介。同氏は、'98年以来順調に売上高が成長していることを示し、「2005年で110億円に達成し、2006年では150億円に達する見込み」とした。
また、「当社はコンピュータ分野だけでなく、家電、通信もカバーしている。近年の事業はコンピュータ分野からそのほかの分野に移りつつある」と語った。
台湾本社 プロダクトマネージャー Vivian Hung氏は、同社の無線LAN事業について紹介し、「当社は2000年に無線LAN製品の開発部を設置し、これまでさまざまな無線LAN製品を開発した。出荷量は2003年では世界5位、2004/2005年は世界2位のシェアを誇っており、各方面から高い評価をいただいてる」とアピールした。 続いて、製品の機能デモがなされ、使いやすさ、機能の多さ、日本語対応度の高さについて説明した。 質疑応答では、ASUSハイスピードモードの転送速度125Mbpsを実現した具体的な技術について質問がなされ、Hung氏は、「Broadcomの無線LANチップセットの最大性能を引き出すためにチューニングを施している」と詳細については明言を避けた。また、搭載HDD容量の決め手については、「価格とのバランスで最適と考え、160GBとした」と答えた。一方HDD非搭載モデルの計画の有無については、「システム(OSなど)をHDDに組み込んだ状態で出荷しているため、非搭載モデルを検討していない」とした。
□アスクのホームページ (2006年10月31日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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