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東芝松下、Tablet PC向け8.9型ワイド液晶パネル
~高透過率と高反射率を両立

10月16日 発表



 東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社は16日、半透過型のモバイルタブレットPC/ノートPC向け8.9型ワイド液晶パネルを量産開始したと発表した。

 同社の低温ポリシリコン技術を応用し、画素領域内に透過領域と反射領域を設け、高透過カラーフィルターの採用など光学設計を最適化することで、高透過率と高反射率を両立させた。さらに、高効率のLEDバックライトと組み合わせることで、従来のCCFL(冷陰極蛍光管)を使用した透過タイプと同等の輝度(200cd/平方m)を実現できるとしている。

 これにより、屋内ではLEDバックライトを点灯し透過タイプとして使用し、屋外ではバックライトを消灯し反射タイプとして使用することで、両環境に適した表示性能と低消費電力を実現したとしている。

 表示解像度は1,280×768ドット(WXGA)。本体サイズは224×133×5.15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は130g。なお、8.9型の半透過型WXGA液晶を採用しているノートPCとしては富士通が9月にLOOX Pを発売している。

□東芝松下ディスプレイテクノロジーのホームページ
http://www.tmdisplay.com/
□ニュースリリース
http://www.tmdisplay.com/tm_dsp/press/2006/06-10-16_j.html
□関連記事
【8月29日】富士通、1kgを切るスリムモバイルノート「LOOX Q」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0829/fujitsu1.htm

(2006年10月17日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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