9月28日(現地時間) 発表

　米Hewlett-Packard(HP)は28日(現地時間)、個人向けゲーミングPCメーカーVoodooPCの買収で合意したと発表した。これにより、HPはゲーム向けPC市場へ参入し、VoodooPCブランドを世界に広める。

　買収処理の完了後は、個人システム部門の中のゲーム向けに注力した独立組織とする予定。VoodooPCの現行ラインナップと、ブランド名とそれに付随するマーケティング、販売、サポート、開発は存続する計画。

　同社は、ゲーミングPC市場の3つのセグメントにおいて、ゲーム開発ワークステーション、オンラインゲームサービスの提供の2つでマーケットリーダーであり、今回“専門家”を買収したことで個人向けのゲーミングPC市場でもリーダーになるだろうとしている。

　約半年前の2006年3月には、米DellがゲーミングPCメーカーのAlienwareを買収している。

□Hewlett-Packardのホームページ(英文)
http://www.hp.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2006/060928c.html
□VoodooPCのホームページ(英文)
http://www.voodoopc.com/
□関連記事
【3月23日】Dell、Alienwareを完全子会社化
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0323/dell.htm

(2006年9月29日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]