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デル、AMD CPU初採用のスリムデスクトップ/ミニタワー
9月13日 発売 価格:BTO デル株式会社は、コンシューマ向けPCとして初めてAMD製CPUを採用した、スリムデスクトップ「Dimension C521」とミニタワーPC「Dimension E521」を9月13日より発売する。 採用されるCPUはAMD Athlon 64 X2/同64/Sempronシリーズで、ハイエンドからエントリーまでカバーする。ただし、Athlon 64 FXシリーズの採用については、今回は見送られた。 同CPU採用の理由としては、ユーザーから強い要望があったこと、Intel製CPUと比較して遜色ないパフォーマンスを持つと確認できたこと、そして同社の品質と供給体制に対する基準をクリアできたことを挙げている。 Dimension C521は、個人ユーザーのベーシックなエンターテイメント用途と、スモールビジネス向けを謳うスリムデスクトップ。E521とともに、これまで「Dimension 3100C」が占めていたエントリー向けポジションを置き換える。 筐体は新たにデザインされ、側面がホワイト、前面がシルバー、前面ベイ部分がブラックになり、BTXスリムシャーシを採用している。 最小構成は、CPUにSempron 3400+(1.8GHz)、512MBメモリ(最大4GB)、チップセットにNVIDIA GeForce 6150 LE(ビデオ機能内蔵)+nForce 430、80GB HDD、DVD-ROMドライブ、OSにWindows XP Home Editionを搭載する。価格は59,010円。 拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×1(いずれもLowProfile)。拡張ベイは3.5インチ×1。インターフェイスは、USB 2.0×6、Ethernet、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。 本体サイズは114×399×361mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.07kg以上。
Dimension E521は、C521から筐体をミニタワーに変更して拡張性を強化したモデル。C521と同じコンセプトの筐体デザインに、BTXを採用している。BTOに対応し、C521と同じ最小構成で56,910円。 拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2。拡張ベイは、3.5インチ×1、5インチ×1、3.5インチシャドウ×1。インターフェイスはUSB 2.0×6、Ethernet、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。 本体サイズは187×457×414mm(同)、重量は12.7kg以上。
(2006年9月13日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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