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【やじうまPC Watch】
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テーブルタップと比べると大きさがわかる |
メーカー:ダイヤテック
製品名:モバイルクルーザーホワイト(PLS5USBW)
価格:オープンプライス
購入価格:1,260円
本体はきわめて小さく、コンセント用のプラグも本体に折りたためるようになっていて持ち運びにはとても向いている。本体サイズは50×55×17mm(幅×奥行き×高さ)、重量は36gしかない。
電源出力が1,000mAと類似品に比べて大きく、iPodでも余裕をもって対応できる。対応機種は4G以降のiPodを始め、PSP、CLiE、CE系のPDAなど幅広い。
ケーブル類は付属していないので、USB端子から機器へのケーブルは自分で用意する必要がある。
なお、USB端子でなく、iPod用のコネクタがついた「ニューモバイルクルーザー for iPod」という製品も用意されている。iPodだけの人はこちらを選ぶ手もある。
コンセントの3つ又アダプタに似たデザイン | プラグの位置はここまで開く。途中でも止まる | USBコネクタは1つだけ用意される。2つ口とか3つ口の製品もほしい |
□製品情報
http://www.diatec.co.jp/products/det.php?prod_c=294
◇車のシガーライターからUSB
前面にUSBコネクタと状況表示のLEDがある |
メーカー:アーベル
製品名:USBシガーチャージャー(CIPOD61)
価格:オープンプライス
購入価格:2,280円
シガーライターソケットは、12~24Vの直流が供給できるので、緊急用の電源として昔から利用されている。この製品は12V専用だが、一般の乗用車は12Vなので問題ないだろう。
製品名はUSBとあるが、実際の製品はiPod用の色合いが濃く、iPod用の1.2mケーブルが付属する、本体にも「Pod Fun by Arvel」というロゴが入っているほどだ。
対応製品も“Dockコネクタを装備したiPodシリーズ全機種。iPod nano・iPod shuffle・iPod・iPod mini・iPod photo”と表記されているほどなので、無理もないとは思う。
本体上面に「Pod Fun by Arvel」のロゴ | 本体のくびれている部分までライターソケットに入る | 付属のケーブルはかなり長いのでiPodを助手席などに置いていても届く |
□製品情報
http://www.arvel.co.jp/oasupply/mobile/acce/cipod61.html
◇USB専用のモバイルバッテリ
ピアノ調に近いツヤのある黒いボディ |
メーカー:APC
製品名:モバイルパワーパック(UPB-10JP)
価格:7,980円
購入価格:6,180円
リチウムポリマーバッテリ(10Wh)を内蔵し、連続で8W供給可能。写真では大きさがわかりにくいが100×65×13.7mm、重量100gとコンパクトだ。
ACアダプタもちょっと面白くて、USBのミニB端子で、電源が供給されている。モバイルパワーパック以外での使用は保証範囲外だが、遊びのネタとしては面白そうだ。
100%までの充電時間約3.5時間。駆動時間の目安はPSPのゲームで約5時間、iPodのビデオ再生で約10時間、iPod nanoの音楽再生で55時間としている。
ちょっと面白いのは、バッテリの残量表示で、本体のボタンを押すと、4つの白色LEDで表示される。ツヤのある黒いボディと相まって、なかなか高級感のある仕上がりだ。
APCはサーバー用のUPSで実績のあるメーカーであり、バッテリ関連製品のメーカーとしての信頼感は高い。一件、お堅いイメージのメーカーだが、実はサージ機能付きテーブルタップなどコンシューマー製品の経験も長い。
また、この手の汎用外付けバッテリーは、対応機種に合わせたDCケーブルを用意するのが1つの壁になっていたが、USBの普及で多くの機種に対応できるようになったことを感じる。
ボタンを押すと白いLEDでバッテリ残量が表示される | USBケーブルとACアダプタが付属する。機器用のUSBケーブルは自分で用意する | USBコネクタがあり、ソケットのパネルも交換可能なACアダプタ。交換用のパネルは発売予定がないという |
現行iPodとほぼ同じ大きさ | 厚みはiPodよりもちょっとある |
□製品情報
http://www.apc.com/solutions/display.cfm?id=AB17716A-5056-AE36-FE7073AE37C783CD
◇乾電池でUSB駆動する備品類
なお、単独の商品ではないが、USB扇風機のイーレッツ「風光迷微3」と、USB LEDライトのナショナル「NN23011W」には、乾電池を使用したバッテリケースが付属する。イーレッツは単四乾電池4本、ナショナルは単四乾電池3本を使用する。いずれも、自己責任での使用となるが、USB端子への電源供給ができる製品だ。
イーレッツ「風光迷微3」。アダプタを介してUSB端子へ供給する | ナショナル「NN23011W」付属のデンチボックスはUSB端子付 |
□イーレッツ「風光迷微3」製品情報
http://www.e-lets.co.jp/product/aig-fan5u/
□ナショナル「NN23011W」製品情報
http://biz.national.jp/Ebox/lighting_catalog/NN23011W.html
●USBから充電する専用ケーブル
携帯電話のUSB充電ケーブルが100円ショップの定番になって久しい今日では、あまりありふれたものを紹介してもしょうがないので、ここでは特徴のある携帯ゲーム機用の製品2つを紹介しよう。
◇PSP向けにDV5VとUSBミニBを同時接続
レトロ調を狙ったパッケージ |
メーカー:シグマAPOシステム販売
製品名:オクレールDC(CRCUDC)
価格:オープンプライス
購入価格:960円
PSPを主なターゲットにした製品で、ミニBでデータを転送しながら、EIAJ規格#2コネクタで充電ができる。
ケーブルは中央に巻き取りコネクタがあるタイプで、伸ばした状態で約75cmぐらいになる。ミニBとDC 5Vは双頭になっている。
なお、この商品のパッケージと商品名はレトロ調を狙った凝ったもので、各種のケーブルがシリーズ化されている。
ケーブルを全部引き出した状態。ケーブルが二股なのに注目 | PSPとの接続状態。充電とデータ転送が1本のケーブルで同時にできる |
□製品情報
http://www.sigma-apo.co.jp/front/products/detail/CRCUDC
◇DS Lite用にケースとUSBケーブルをセット
ネイビーとホワイト、アイスブルーが用意され、ボディと同系色が選べる |
メーカー:DIGITAL COWBOY
製品名:GAME COWBOY DC-GCDLC/N
価格:オープンプライス
購入価格:1,280円
50cmのUSBケーブルに加え、DS Lite用のケースと液晶保護フィルムがセットになっている。
ケースは、エチレンなどの樹脂を発泡させた柔らかくて厚いEVA素材を使っており、耐衝撃性がある。ケースのファスナーの裏側もDS Lite本体に当たらないように配慮されている。
液晶保護フィルムは上下用に2枚、ケース用のストラップやも付属する。
USBケーブル単体ではなくセットにすることで、顧客を広げようという意図が見られるのが目新しい。ケーブル自体はごく普通のものだが、商品企画という面で面白い商品といえるだろう。
今回はネイビーを使ったが、ホワイトとアイスブルーも用意される。ノーブルピンクやジェットブラックの登場も期待したい。
パッケージの内容、いろいろ入っていてお得感あり | ケースの素材が厚めなので、DS Lite本体よりは一回り大きい。内部はピッタリした感じでDS Lite本体のストラップははずした方が良いぐらいだ |
□製品情報
http://www.digitalcowboy.jp/products/gc/index.html
□関連記事
【5月29日】ゲームグッズ研究所(GAME)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060529/ggl.htm
●何事も適材適所で
最後に余談として、USBを電源とするニッケル水素充電器についてお話しておきたい。USBグッズが多数登場する中で、ニッケル水素充電器も登場し、私も3製品見ている。
いまのところお勧めできるのは、サンワサプライの「USB-TOY17」だ。
USB-TOY17は単三電池4本用で外付け型のACアダプタの代わりにUSBケーブルを付けたとおぼしき構成だ。
2,300mAhの電池を充電すると、比較的新しいUSB-TYO17は約5時間で終わる。他のUSB充電器では、9.5~11時間かかるので、用途が限られてしまうのだ。
ただ、USB-TOY17も、定格入力でUSBの定格上限である500mAをフルに使うことや、AC電源ベースなら、2時間半弱で終わる急速受電タイプがあることを考えれば、ニッケル水素充電器については、無理にUSBに固執しない方が良いのかもしれない。
まぁ、何事も無理をせず、適材適所ということで結論としたい。
□関連記事
【8月18日】 【やじうま】USB照明器具を試す
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0818/yajiuma.htm
【8月16日】【やじうま】残暑が続くなか、USB扇風機を選ぶ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0816/yajiuma.htm
(2006年8月22日)
[Reported by date@impress.co.jp]