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デル、ノートPCのバッテリを無償交換
~極めてまれに発火の怖れ

8月14日(現地時間) 発表

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 デル株式会社は、ノートPCに使用しているソニー製バッテリの一部に発火のおそれがあるとして、無償交換を行なう。

 米本社が14日(現地時間)に公開したリリースによれば、該当するバッテリは、極めて稀に過熱し、その結果発火する可能性があることが判明したという。

 対象機種は、Latitude/Inspiron/Precision/XPSの各シリーズに渡り、台数は420万台に達する。すべてのバッテリが対象ではなく、該当するバッテリは、2004年4月から2006年7月に出荷された製品で背面には、「DELL」および「Made in Japan」または「Made in China」、「Battery cell made in Japan Assembled in China」と記載されている。

 ユーザーは、デルの告知ページで、バッテリのIDナンバーを入力することで、対象製品であるかどうかを判別できる。

【10月2日追記】10月2日付けで対象台数が410万台から420万台へ拡大されました。同社はこれまでに該当の有無を確認したユーザーは再度確認するよう呼びかけている。

 なお、ノートPC本体には問題はなく、バッテリ交換中もACアダプタで使用できる。

□バッテリ交換の可能性がある本体

・Latitude: D410、D500、D505、D510、D520、D600、D610、D620、D800、D810
・Inspiron: 500M、510M、600M、700M、710M、6000、6400、8500、8600、9100、9200、9300、9400、E1505、E1705
・Precision: M20、M60、M70、M90
・XPS: XPS、XPS Gen2、XPS M170、XPS M1710

【8月16日追記】なお、15日付でバッテリの製造者であるソニーもコメントを発表した。

 「弊社製バッテリーセルを使用したデル株式会社様のノートブックPC用バッテリーパックにおいて、極めて稀ではありますが、使用中に発火する可能性があることが判明し、同社様では該当バッテリーパックの回収を行なうことを決定しました。弊社ではお客様の安全を最優先に考え、デル株式会社様の回収プログラムをサポートしてまいります。また、関係各所などとも協力し、適切な処理を行なってまいります」

□デルのホームページ
http://www.dell.com/jp/
□バッテリ告知ページ
https://www.dellbatteryprogram.com/Default.aspx?LN=ja-JP
□ニュースリリース(英文)
http://www.dell.com/content/topics/global.aspx/corp/pressoffice/en/2006/2006_08_14_rr_002?c=us&l=en&s=corp

(2006年8月15日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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