最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】

WWDC 2006でXeon搭載のMac Proが登場

会場:San Francisco「Moscone Center West」

会期:8月7日〜11日(現地時間)



Mac Pro。側面から見るかぎり従来のPowerMac G5との区別はかなり難しい

 米Apple Computerは、サンフランシスコで開催中のWWDC 2006の基調講演で、IntelのCoreマイクロアーキテクチャCPU、Xeon(開発コード:Woodcrest)をデュアルで搭載するプロ向けデスクトップの新製品「Mac Pro」を発表した。

 同時発表されたXserveにも同じくXeonが搭載されており、同社はこれで全てのラインナップでIntelへの移行を果たしたことになる。

 発表されたMac Proは、Xeon 2.66GHzをデュアルで搭載し、1GBメモリ、250GBのHDDそしてGeForce 7300 GT 256MBを搭載する単一の仕様。

 ただし、Apple StoreのBTOにより、プロセッサは2.00GHz、あるいは3.00GHzへも変更でき、メモリは最大で16GBまで、HDDは2TBまで拡張が可能。ビデオカードもATI Radeon X1900 XT、NVIDIA Quadro FX 4500などのオプションがある。これにAirMacやキーボード、マウスなどの各種オプションを加えると、最大で497万6,640通りのカスタマイズが可能とコメントされている。

 基本仕様では、米国価格が2,499ドル。日本市場では319,800円となる。

 Mac Proの筐体デザインは従来のPowerMac G5と同じくアルミ製で、前後にパンチングが施されたお馴染みのもの。外観的には、フロントの光学式ドライブスロットが2つに増えたことと、リファインされた前後のインターフェース端子程度の違いしかない。ただし、内部構造はまったく新しいデザインとなっている。

 本稿では速報として、基調講演終了後に会場内に展示されたMac Proの実物写真をもとに、外観および内部構造の詳細を紹介する。なお、同日中にApple Computerからのブリーフィングが行なわれることになっており、ビデオカードのSLI対応や、付属するOSや、細かい仕様部分などについては続報の予定。


整然とレイアウトされた本体内部。PowerMac G5では最大2基だった内蔵HDDが、最大4基へと拡張されている 各ユニットの配置は写真のとおり。筐体内には4基の冷却ファンが収められている

HDDの着脱はスロットイン方式。アダプタを取り付けてユニットを押し込めば完了する。固定は本体背面のロックと連動していて、盗難防止機能もある メモリはライザーカード方式。1枚あたり4スロットあり、667MHzのDDR2メモリを最大8枚まで増設可能。1スロットあたり2GB、最大16GBのメモリ容量が実現可能 メモリ部分のライザーカード。増設はこのライザーカードを引き出して行なう。純正メモリには重厚なヒートシンクが付属。サードパーティ製メモリの互換性については、確認が必要とのこと

机上での増設が容易なように、ライザーカードの底面にはプラスチックの保護パーツがついている。接点部分が直接机に触れないように配慮されている PCI Expressスロットは全部で4本。最下段はあらかじめ2本分のスペースが用意されており、2スロット分のスペースを占有するカードを使ったときでも、同時に4枚差しが可能。レーンは下から順に、x16、x4、x4、x1との説明があった

正面から見た様子。光学式ドライブスロットが2つになっているのがPowerMac G5と比べた大きな変更点。インターフェース部分も少々違っている 背面の様子。インターフェイス部分はポートの構成はもちろん、配置も変わっている。PCI Expressのスロットは5本見え、最下段が2本を占有する構造。同時に4枚差しが可能

正面のインターフェース部分。USB2.0が1基から2基へ、FireWir800のポートが前面にもつくようになった 背面のインターフェース部分。USB2.0が3基。FireWire400と800が各1基、Gigabit Ethernetは2基が標準搭載されている。従来通り光音声入出力も用意されている 拡張スロット部分。最下段は2スロットを占有するビデオカードが利用している

デュアルコアのXEONプロセッサ(Woodcrest)をデュアルで搭載。計4個のコアを持つことから、Quad(クアッド)と紹介されている 基調講演で紹介されたベンチマークのスコア。従来のPowerMac G5 Quadと比較して、およそ2倍の性能と紹介されている

製品は単一仕様で2,499ドル(日本向けは319,800円)。Apple StoreにおけるBTOでは CPUが最高で3.0GHz、メモリ16GB、HDD 2TBなど多彩なカスタマイズが可能になる ビデオカードは標準のGeForce 7300 GTからATI RADEON X1900 XT、またはQuadro FX 4500などに変更が可能 会場内では黒幕が取り払われて、Mac Proのパネルが姿を現した

□アップルコンピュータのホームページ
http://www.apple.com/jp/
□WWDC 2006のホームページ
http://developer.apple.com/jp/wwdc/
□関連記事
【8月8日】アップル、Core Microarchitecture搭載のMacPro
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0808/apple1.htm
【8月7日】Appleの開発者会議「WWDC 2006」7日開幕
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0807/wwdc01.htm

(2006年8月8日)

[Reported by 矢作晃]

【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp
お問い合わせに対して、個別にご回答はいたしません。

Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.