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MSI、Core 2プロセッサ対応G965/Q965マザーなどを発表
8月7日 発表 エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は7日、都内で新製品発表会を開き、Core 2プロセッサ対応のIntel G965/Q965 Express搭載マザーボード6機種などを発表した。 「G965MBDH-FI」は、チップセットにG965+ICH8DH、ビデオ機能としてGMA X3000を搭載するマザーボード。Viivに対応する。 「G965MB(仮称)」は、チップセットにG965+ICH8R、ビデオ機能としてIntel GMA X3000を搭載するmicroBTXマザーボード。 「G965MDH-FI」は、チップセットにG965+ICH8DH、ビデオ機能としてGMA X3000を搭載するマザーボード。Viivに対応する。 「Q965MDO-FI」は、チップセットにQ965+ICH8DO、ビデオ機能としてGMA 3000を搭載するマザーボード。 「G965M(仮称)」は、チップセットにG965+ICH8、ビデオ機能としてGMA 3000を搭載するマザーボード。 「Q963M-FI」は、チップセットにQ963+ICH8、ビデオ機能としてGMA 3000を搭載するマザーボード。Q963はPCI Express x16などを省いたQ965の下位バージョン。 いずれのモデルも対応メモリはDDR2-800/667/533で、G965Mを除いてインターフェイスとしてGigabit EthernetとIEEE 1394を備える。G965Mは、IEEE 1394を装備しない。また、発売は「9月ごろまでに発売予定」で、価格は未定。
このほか、Core Duo対応のベアノート「MS-17161」が発表された。発売は9月から10月を予定しており、価格は「10万円を切る程度で、もっと安くなるかもしれない」という。 主な仕様は、1,680×1,050ドット(WSXGA+)表示対応17型液晶、チップセットにIntel 945GM+ICH7-M、DVD+R DL対応スーパーマルチドライブ、ExpressCard /54/34スロットを搭載する。 今後のマザーボードについて、同社 製品担当/規格法人営業部 陳 明期氏は、「第3、第4四半期の目玉はConroeに対応することで、Intelチップ以外も含め、上位から下位まで全部作っていく。945シリーズでもConroeに対応していく」と語った。 ●Core 2 Extremeは過去にない売れ行き 同日行なわれた発表会では、同社 代表取締役のTodd Chao氏が「MSIグループが設立されてから20周年。MSIジャパンとしては'99年に設立して7年目に入った。今日は新製品の発表を、夏号として行なう」と挨拶。 次いで、同社 チャネルセールス&マーケティング部 マネージャー 石岡宣慶氏が、5日に名古屋、6日に秋葉原で行なわれた、エンドユーザー向けイベント「お客様大感謝祭」を振り返った。 感謝祭では、PCパーツなどの展示やデモ、オーバークロックチャレンジが行なわれ、名古屋では約400人、秋葉原では約800人の参加があり、「最近の秋葉原のイベントの中でも、かなり多数のお客様にお集まりいただけた方だろう」と語った。
MSIの代理店である株式会社シネックス プロダクトマーケティング部 部長 平井寿一氏が、先週発売されたCore 2プロセッサの深夜販売を振り返り、「久々にやっと夏商戦が来たかなといった感じで、非常にワクワクした」とコメント。 「Core 2 Extremeの発売では今まで過去に無い程の売上があった。通常の3倍、4倍の売上があり、供給は今でも足りない状況。流通量はいつもより多くてでていたが、それ以上の人気で品薄の状況になっている」とCore 2プロセッサの出足を語った。 次いで、出荷状況と予測をまとめた表を示し、これまでのプロセッサが1カ月で販売した数を、Core 2プロセッサは1週間で販売し、さらにそれ以上の受注残があることを明かし、「これまでこういったことはなく、これがタマ(製品)が無いこの状況の一因」と説明した。 また、出荷と受注の比率を示し、E6600が5割近くを占めているが、「いつもなら1番下の190ドル程度の製品が5割くらいを占めるが、今回は高価格な物の人気が非常に高い。特に今までキャッシュで性能差をつけることが無かったため、こういった売れ筋になっているのだろう」と語った。
□エムエスアイコンピュータジャパンのホームページ (2006年8月7日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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