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プレクスター、CD/DVDのデータを破壊する「PLEXERASER」
9月中旬 発売 プレクスター株式会社は、書き込み済みのCD/DVDメディアのデータをレーザーで破壊する装置「PLEXERASER」を9月中旬より発売する。価格は25,000円前後の予定。 PLEXERASERは、同社のDVDドライブに搭載されている「PlexTools Professional搭載PLEXERASER」の機能を向上させ、PCレスの単独でデータを破壊できるようにしたもの。外付HDDのような外観だが、PCなしで単独で動作する。ドライブにディスクをセットすると自動的にデータの破壊を行なう。 今回のPLEXERASERは、ディスクの記録層(有機色素層)をレーザー光で破壊する「PlexLaser Del」技術を採用し、上記のPlexTools Professional搭載PLEXERASERよりも破壊性能を向上させ、データ破壊時間を約6分に短縮した。また、ディスクを物理的に破壊する方法に比べ、有価物としてのリサイクルが可能で、廃棄物処理費用のコストでも有利としている。 対応メディアは、DVD±R DL/±R/±RW、CD-R/RWの8cm/12cmメディア。CD-ROMやDVD-ROM、DVD-RAMなどには対応していない。データ破壊時間は1層のDVDで平均3分、2層のDVDで平均6分、CDで平均3分。破壊後に装置の冷却は不要で、連続運用が可能。 本体サイズは167.1×253.5×53mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.6kg。
また、同時期にスロットローディング方式でスリムタイプの±R DL対応スーパーマルチドライブ「PX-608AL」を発売する。価格は未定。インターフェイスはUltra ATA/66。 従来の上下ローラーによるスロットローディング方式では、付着しているゴミやほこりによるディスクへの損傷という問題があった。ディスク挿入時に外周部をはさむ「ディスクエッジ・ホールドローディング機構」を採用したことで、ディスクの記録面へ損傷を与えにくい設計とした。 書き込み速度はDVD±R DLが4倍速、DVD-RAMが5倍速、DVD-RWが6倍速、DVD±R/+RWが8倍速、CD-R/-RWが24倍速。 本体サイズは128×129×12.7mm(同)、重量は約180g。 □ホームページ (2006年8月2日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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