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【やじうまPC Watch】
三菱、水温センサーを搭載した圧力IH炊飯器

「NJ-RZ」シリーズ

8月1日 発売

価格:オープンプライス

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 三菱電機株式会社は、内釜の水温や炊飯量をセンサーで検知して、最適な温度制御を行なう圧力IHジャー炊飯器「NJ-R」シリーズを8月1日から発売する。価格はオープンプライスだが、5.5合炊きのフラッグシップモデル「NJ-RZ10」の店頭予想価格は50,000円前後。

 従来機種についていたセンサーは、温度上昇から炊飯量を検知して、加熱制御を行なうものだったが、新機種ではさらに「炊温(すいおん)みてますセンサー」を追加。米に浸した水温を検知して、甘みを増すために必要な「57度で15分間」の仕込み作業を精密に行なうことにより、おいしい米飯が炊けるという。

 従来は、冬で水温が低い場合など、使用する環境によって炊きあがりにバラつきが出ていたが、センサーを2つにしたことで、水温5度、炊飯量5.5合という環境でも、甘みの目安となる還元糖量を約14%増やすことができるとしている。

 また、最上位機種「NJ-RZ」シリーズには、内釜に炭のコーティングを施した。炭の遠赤効果により、従来機種比で1.3倍の加熱効率を達成したという。

 このほか、従来機種同様、超音波を使って米を微振動させ、吸水を促す機能や、1.2気圧の圧力炊飯機能を搭載している。

 5.5合炊きの最上位機種「NJ-RZ10」の本体サイズは257×361×216mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。消費電力は炊飯時1,270W、保温時25W。

 ラインナップは、「炊温みてますセンサー」と米飯以外の煮込み料理などの調理が可能な「調理機能」の双方を備えた「NJ-RZ」シリーズ、「調理機能」が省かれた「NJ-RV」シリーズ、双方の機能を持たない「NJ-RE」シリーズの3種類。それぞれに5.5合炊き、1升炊きが用意され、合計6機種となる。

□三菱電機のホームページ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2006/0704.htm

(2006年7月5日)

[Reported by ito-d@impress.co.jp]

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