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NEC、医療向け高精細21.3/20.1/19型液晶ディスプレイ
7月31日 発売 連絡先:日本AP販売事業部 NECディスプレイソリューションズ株式会社は、医療画像参照に最適化した液晶ディスプレイ「MultiSync for HR」シリーズ3モデルを7月31日より発売する。 価格は、21.3型の「LCD2190UXi-M」が239,400円、20.1型の「LCD2090UXi-M」が170,100円、19型の「LCD1990UXi-M」が113,400円。それぞれの黒ベゼルモデルも用意され、8月21日に発売される。
3医用画像の階調特性のスタンダードとなっている「DICOM14」の階調特性をあらかじめプリセットされた簡易DICOMモードに対応する液晶ディスプレイ。表示階調の統一を簡易的に行なうことができ、DICOM形式の医用画像を参照できる。さらに、RGB各色に12bitルックアップテーブルを採用し、約679億6,723万色の中から1,677万色を表示でき、従来の10bitと比較し滑らかな階調表現と、色の分解能力が向上した。 また、日本画像医療システム工業会(JIRA)の規格「医用画像表示モニターの品質管理に関するガイドライン JESRA X-0093」の試験を製造工程で実施し、報告書を製品に同梱。加えて、画面の輝度ムラ、色ムラ、ガンマを5段階で補正できる「MURACOMP」機能、室内の明るさに応じて最適な輝度で表示する「オートデミング機能」、中間色の応答速度を改善する「レスポンス・インプルーブ回路」などを備える。 LCD2190UXi-Mは、1,600×1,200ドット(UXGA)表示対応21.3型SA-SFT方式パネルを備え、輝度は250cd/平方m、コントラスト比は500:1、応答速度は20ms(中間色10ms)、視野角は上下/左右ともに178度。本体サイズは464.8×247.3×424.8~574.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10.9kg。 LCD2090UXi-Mは、UXGA表示対応20.1型TW-IPS方式パネルを備え、輝度は280cd/平方m、コントラスト比は700:1、応答速度は16ms(中間色8ms)、視野角は上下/左右ともに178度。本体サイズは439.2×247.3×415.5~565.5mm(同)、重量は約9.7kg。 LCD1990UXi-Mは、1,280×1,024ドット(SXGA)表示対応19型S-IPS方式パネルを備え、輝度は270cd/平方m、コントラスト比は600:1、応答速度は18ms(中間色9ms)、視野角は上下/左右ともに178度。本体サイズは402.3×247.3×410.7~560.7mm(同)、重量は約9kg。 インターフェイスは3機種共通で、DVI-D、DVI-I、ミニD-Sub15ピンを備える。表示部を90度回転できるピボット機構付きスタントを装備する。 □NECディスプレイソリューションズのホームページ (2006年7月4日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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