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COMPUTEX会場レポート

K8 Rev.F対応ノート&ベアボーンが多数登場

Turion 64 X2で利用されるSocket S1

会期:6月6日〜6月10日(現地時間)

会場:Taipei World Trade Center Exhibition Hall 1/2/3
   Taipei International Convention Center



●ハイエンドからモバイル用途まで幅広いTurion 64 X2ノート

ATIが展示を行なった、RADEON X1100シリーズを用いたTurion 64 X2のリファレンスデザイン「Yokohama」

 「Yamato」と名付けられた、日本のAMD Japan Engineering Labsで開発されたTurion 64 X2のリファレンスデザインは有名だが、このYamatoはNVIDIAと共同開発したもので、当然ながらNVIDIA製チップセットを利用したプラットフォームとなっている。一方、ATIとも共同開発を進めており、同社製チップセットを用いたTurion 64 X2のリファレンスデザイン「Yokohama」がATIブースで展示された。チップセットには、Turion 64 X2と同日発表されたATIの「Radeon Xpress 1100」シリーズを採用。

 各社のTurion 64 X2搭載ノートも、このNVIDIAとATIのチップセットを用いたものが大勢を占めており、少なくともCOMPUTEX TAIPEIの展示会場では、その他メーカーのチップセットを利用したノート製品は存在していない。

 実際の製品としては、MSIやCLEVO、MiTACといった、OEM/ODM製品ではおなじみのメーカーが展示を行なった。17型ワイド液晶を搭載する大型の製品から、1kg台のモバイルノートまで、製品のジャンルは幅広い。なかには、GeForce Go 7900 GTXのSLI動作を可能とするハイエンドノートや、フェラーリPCのTurion 64 X2版など個性的な製品も登場しており、発表直後のCPUながら多彩な品揃えとなっている。

MSIの「L735」。SXGA+またはWXGAの17型ワイド液晶を搭載。チップセットはGeForce Go 6100で、GPUはGeForce Go 7600。DVI端子を備えており、液晶ディスプレイとのデュアルディスプレイ化も可能。4in1カードリーダやExpressCardスロット、130万画素のWebカメラを搭載するほか、無線LANやBluetoothモジュールを内蔵できる。サイズは396×276×26.5〜34.9mm、重量は6セルバッテリ装着時3.2kg。ほかに9セルバッテリがオプションで用意される L735の姉妹モデルとなる「L730」。GeForce Go 7600を使用せず、GeForce Go 6100内蔵のグラフィック機能を利用するのが最大の違い。これに伴い、外部ディスプレイ出力端子はD-Sub15ピンとなる。筐体は同一のものが利用されている 303×225×26〜28mm/1.9kgとモバイル用途を意識した、MSIの「S271」。チップセットはRadeon Xpress 1150+SB460で、グラフィックはチップセット内蔵のものを利用。WXGAの12.1型液晶を搭載する。バッテリは4セルまたは8セルタイプが利用でき、駆動時間は前者使用時2時間、後者使用時4.5時間とされる
MSIの「M675」。GeForce Go 6100チップセットにGeForce Go 7600、15.4型のWXGA液晶を搭載する。基本仕様はL735に近いが、本体サイズと重量が358×259×27〜33mm/2.9kgと一回り小さいほか、Intelが提唱するCommon Building Block Programに準拠しているのが特徴 MSIの「M670」。M735/M730の関係同様に、グラフィック機能がGeForce Go 6100内蔵となるのがM675との違い CLEVOの「M590KE」。19型のWSXGA+液晶を搭載。チップセットにnForce4 SLIを採用しており、GeForce Go 7900 GTXによるSLI構成が実現可能。SRS/WOWに対応した4スピーカーやWebカメラを内蔵。オプションでTVチューナやBluetoothの内蔵も可能。出荷は7月末で、日本の企業とも販売契約が成立しているとのこと
CLEVOの「M665JE」。チップセットにGeForce Go 6100を搭載し、内蔵グラフィックを使用。Express CardスロットやWebカメラを内蔵などを内蔵する。液晶は15.4型ワイド CLEVOの「M551JE」。基本スペックはM665JEと同等で、液晶サイズが15型となり、本体が一回り小さくなる Packard Bellの「EasyNote MV61」。グラフィック機能にGeForce Go 7300、15.5型ワイド液晶を搭載する
MiTACの「8858」。チップセットはRadeon Xpress 1100+SB460の構成で、グラフィックもチップセット内蔵機能を利用。15.4型のWXGA+液晶を搭載。Mobile Sempronにも正式に対応する MiTACの「8824」。こちらは8858より一回り小さい、14.1型WXGA液晶を搭載。両製品ともにまもなく量産出荷が始まるとのこと ASUSTeKの「A7000T」。グラフィックにGeForce Go 7600、17.1型WSXGA液晶を搭載する。無線LAN、TVチューナ、Webカメラなどを内蔵する
ECSの「G337」。Radeon Xpress 1100を搭載し、内蔵グラフィックを利用する。液晶は14.1型WXGA ECSの「G430」。Radeon Xpress 1100と同チップセットの内蔵グラフィックを使用する製品で、液晶は14.1型WXGA。G337以上に薄型である点をアピールしており、無線LAN、Gigabit Ethernet、TVチューナ、Webカメラなどを内蔵する ECSの「G430E」。基本仕様はG430と同等で、グラフィック機能がMobility Radeon X1300となるのが違い
おなじみのフェラーリノートこと、Acerの「Ferrari 5000」。WSXGA+またはWXGAの15.4型液晶を搭載。光学ドライブにHD DVDを選択可能で、背面にHDMI端子も装備している。GPUはRadeon X1600を使用。そのほかIEEE 802.11b/g無線LAN、Bluetooth、Webカメラなどを内蔵する 同じくAcerのフェラーリシリーズで、1.55kgの軽量を売りとする「Ferrari 1000」。12.1型のWXGA液晶を搭載し、グラフィック機能はRadeon Xpress1150チップセット内蔵 Ferrari 1000に付属する、ちょっとユニークなデバイスがこれ。PCカードスロットに収納しておけるBluetooth接続のVoIP Phone

●Socket AM2対応ベアボーンキット

 Socket AM2対応のベアボーンキットについては、会場内で確認できたのは、キューブ製品でおなじみのShuttle、BIOSTARのみの計3製品となっており、Turion 64 X2ノートと比べると意外に製品数が少ない。今後、独創性ある製品の増加に期待したいジャンルといえる。

 ちなみに製品自体はいずれも出荷できる状態になっているそうなので、日本市場への登場もそう遠い将来のことではなさそうだ。

Shutlleの「XPC SN27P2」。チップセットにnForce 570 Ultraを搭載。メモリスロットを4本搭載できるのを売りとしている。電源は350W。製品の出荷予定時期は6月半ば頃とのこと BIOSTARの「iDEQ 250N」。GeForce 6100+nForce 410を搭載。2本のDIMMスロット、PCI Express x16×1、PCI×1といったスロット構成になっているほか、Ethernet、5.1chサウンド、カードリーダーなどを搭載。電源は220W BIOSTARの「MT-700N」。microATXマザーを使ったベアボーンキットで、GeForce 6100+nForce 410を搭載。スロット構成はDIMM×4、PCI Express x16×1、x1×1、PCI×2となっている。電源は250W

□COMPUTEX TAIPEI 2006のホームページ(英文)
http://www.computextaipei.com.tw/
□関連記事
【5月19日】NVIDIA、Turion 64 X2対応チップセット「GeForce Go 6150」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0518/nvidia.htm
【5月18日】ATI、Turion 64 X2対応チップセット「Radeon Xpress 1100」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0518/ati.htm
【5月17日】AMD、ノートPC向けデュアルコアプロセッサ「Turion 64 X2」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0517/amd.htm

(2006年6月7日)

[Reported by 多和田新也]

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