|
日本のソフト違法コピー率は28%、損害額は約1,800億円5月23日 発売 Business Software Alliance(BSA)は、2005年1~12月を対象とした「第3回 世界ソフトウェア違法コピー調査」の結果を発表した。 この調査はBSAがIDCに委託し、PCで使用されるパッケージソフトェアを対処に違法コピーの状況を調査したもの。日本の違法コピー率は28%で損害額は約1,800億円となり、2004年と比べて違法コピー率に変動はないが、損害額は約200億円減少した。また、全世界の違法コピー率は35%で変わらず、損害額は340億ドルで前年比で16億ドル以上の増加となった。 同レポートは、調査対象の97カ国の半数以上で違法コピー率が減少した一方で、損害額が増加しているのは、市場規模の拡大が理由だとしている。また、ソフトウェア市場は7%増大したが、違法コピーによる損害額は5%の伸びに止まったことを指摘している。 違法コピー率が高い国はベトナム(90%)、ジンバブエ(90%)、インドネシア(87%)、中国(86%)、パキスタン(86%)。違法コピー率が低い国はアメリカ(21%)、ニュージーランド(23%)、オーストラリア(26%)、フィンランド(26%)、デンマーク(26%)で、日本は28%で10位。コピー損害額が高い国は、アメリカ(約69億ドル)、中国(約39億ドル)、フランス(約32億ドル)、ドイツ(約19億ドル)、イギリス(約18億ドル)、日本は7位となっている。 □BSAのホームページ (2006年5月23日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|
|