7月中旬発売

価格：29,400円

　ヴイストン株式会社および国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は、二足歩行ロボットキット「Robovie-i」を7月中旬より発売する。価格は29,400円。同社ホームページなどから予約を受け付けている。

　本格的な二足歩行ロボット作成への入門キットとして開発された。自由度は両足合計2軸、腰1軸の3自由度。自由度を最小限に絞った二足歩行入門キットとなっており、歩行の基本となる「重心移動」が簡単に理解できるという。

　初期のセット内容は最小限だが、拡張性は高く、搭載CPUボードは最大30サーボまでをサポート。2軸加速度センサーや2軸レートジャイロ、音声ボード、LEDボード、無線コントローラボードなどの専用拡張ポートも備える。

　また、モーション作成ソフトは、Robovieシリーズで採用されているものと同等機能を備える「Robovie Maker」を備え、将来的に自由度を追加した場合でも対応可能。オプションとして、腕や足のパーツを発売する予定もあるという。

　搭載サーボモータはVS-S090J×3個、CPUボードはVS-RC003A。電源は単三乾電池4本を利用する。本体サイズは104×145×165mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約600g。本体色はレッド、ゴールド、ブルー、シルバー、ブロンズの5色から選択が可能。

【動画】上体を左右に振りながら歩行するRobovie-i	【動画】後退	【動画】起き上がり動作

【動画】ボールを蹴るRobovie-i	【動画】相撲をとるRobovie-i

□ヴイストンのホームページ
http://vstone.co.jp/top/j_top.html
□国際電気通信基礎技術研究所のホームページ
http://www.atr.jp/
□製品情報
http://www.vstone.co.jp/top/products/robot/Robovie-i.html

(2006年5月17日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]