5月8日(現地時間)発売

　米Silicon Graphics(SGI)は8日(現地時間)、ニューヨーク南部地区破産裁判所に連邦破産法11章の適用申請を行なったと発表した。

　連邦破産法11章は、日本の会社更生法にあたるものだが、再生に向け、現経営陣が経営を継続できる。同社はこれまでも事業の集中など、度重なるリストラを行なってきたが、自力での再生を断念。今後、裁判所に再建計画書を提出するとともに、6カ月以内の同法適用解除を目指すとしている。

　なお、同法は同社および同社の米国子会社にのみ適用され、日本を含む海外の関連子会社には適用されず、現状のまま経営が続けられる予定。

□Silicon Graphicsのホームページ(英文)
http://www.sgi.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sgi.com/company_info/newsroom/press_releases/2006/may/sgi_reorg.html

(2006年5月9日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]