|
DRC、Opteronソケットに実装するFPGAコプロセッサ
|
5月2日(現地時間)発表
米DRCは2日(現地時間)、Opteron用のSocket 940に直接実装するコプロセッサ「DRC100」シリーズを製品化し、米Crayのスーパーコンピュータに採用されたと発表した。
DRC100シリーズは、Socket 940に実装するコプロセッサ。XilinxのFPGA(Field Programmable Gate Aray)「Virtex4」を使用し、半導体回路を再構成できるため、さまざまな用途に応用できる。
FPGAは専用LSIよりも低速だが、DRC100シリーズでは、HyperTransportを利用することで、CPUおよびメモリと高速に通信でき、HPC(High Performance Computing)に求められる特定処理や大規模演算に対応できるという。
2Way以上のOpteron用マザーボードに対応し、Opteron+DRC100といった組み合わせで使用する。ソフトウェアはDRC100シリーズにあわせて、修正する必要があるが、マザーボードは従来のものをそのまま利用できるという。搭載SRAM容量、対応HyperTransportインターフェイスの違いなどにより3モデルが用意される。
□DRCのホームページ(英文)
http://www.drccomputer.com/
□ニュースリリース(英文、PDF)
http://www.hypertransport.org/news/pr/DRC_Cray_PRprint_050206.pdf
□製品情報(英文)
http://www.drccomputer.com/pages/modules.html
(2006年5月8日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]