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シチズン時計、電源OFFでも表示を維持する「メモリー性液晶」4月13日 発表 シチズン時計株式会社は13日、電源を切っても表示を維持できる「メモリー性液晶ディスプレイ」の開発に成功したと発表した。 従来の液晶で使用されるポリイミド配向膜の代わりに、無機配向膜を採用し、配向膜と液晶分子の極角度を20度程度にすることで、メモリ性を実現した。また、ガラス基板のギャップを従来の約1/3以下にすることで、メモリ性を向上させるとともに、低電圧(5V)駆動を可能とした。 書き込み時以外は電力を必要としないため、消費電力は従来の液晶の約1/50となる。表示方式はパッシブマトリックス方式。 同社では、電子棚札、携帯電話のサブ液晶、電子ブックなどへの応用を見込んでいる。 □シチズン時計のホームページ (2006年4月17日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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