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シャープ、距離と画像を同時に計測するCMOSセンサ
3月23日 発表 連絡先:LSI事業本部 センサ事業部 CE部 シャープ株式会社は23日、距離と画像を同時に計測する「距離画像CMOSセンサ」を静岡大学などと共同開発したと発表した。 同センサは、同社がCCD技術で培った電荷転送方式に基づく特種画素構造と、近赤外光を照射して距離を測定するTime of Flight方式を採用したもの。各画素に光の飛行時間に依存した信号電荷検出機能を集積化し、距離画像を動画として取得するとともに距離を計測する。 従来のステレオカメラ方式や光切断法3次元センサでは、システムが複雑で小型化が課題だったが、今回その課題を解決した。 また、業界最高(同社調べ)の有効画素数320×240(QVGA)と30fpsを実現し、距離の計測と同時に高精細な画像を高速で認識できるとしている。 今後は、人物位置検出を利用した家電やセキュリティ用途、衝突回避支援等の車載用途などへと展開して行くという。
□シャープのホームページ (2006年3月23日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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