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msystems、FDの後継を狙う小容量USBフラッシュ3月15日(現地時間) 発表 msystemsは15日(現地時間)、フロッピーディスク(FD)の位置付けを狙う小容量のUSBフラッシュメモリ「FlashDisc」の構想を発表した。 FlashDiscは、小型で使い勝手が良く、書き込み可能なメディアで記憶容量がFDよりも大きく、かつ、現状のUSBフラッシュメモリよりも小さい製品が欲しいという、消費者からのニーズに応えたものとされている。 容量は16~32MBで、キャップを付けた状態では円形のディスクをイメージさせるデザインとなっている。USBフラッシュメモリとしては大柄で、用途などを書くためのラベルスペースが大きく取られている。 msystemsは、フラッシュメモリを使った応用製品を開発し、ライセンスすることで収益をあげている企業で、製品化の際の価格などは明らかにされていない。msystemsは、アプリケーションをインストールしたU3規格に対応したUSBフラッシュメモリ「mDrive(旧名称:DiskOnKey)」や、フラッシュメモリ制御技術「TrueFFS」などを開発しており、国内ではアイ・オー・データ機器が製品化した実績がある。 PCにFDDが搭載されなくなって久しい国内市場において、FDの後継を目指した小容量USBフラッシュメモリの需要があるかどうかには疑問も残るところだが、製品化される場合には、よほど廉価に価格を設定する必要があるだろう。
□msystemsのホームページ(英文) (2006年3月16日) [Reported by date@impress.co.jp]
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