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インテル、Yonahベースのサーバー向けデュアルコア「Xeon LV」

「Xeon LV」

3月15日 発表



 インテル株式会社は15日、サーバー向けデュアルコアCPU「Xeon LV」を発表した。

 動作クロックは2GHzと1.66GHzの2種類が用意され、1,000個ロット時の価格はそれぞれ49,600円、24,500円。15日現在、秋葉原の一部のショップでは販売が確認されており、2GHzモデルの実売価格は70,140円。

 コードネームSossamanで知られるYonahベースのサーバー向けデュアルコアCPU。電力管理機能を搭載し、熱設計電力(TDP)を約31Wに抑えた。従来の低電圧版Xeonおよびプラットフォームと比較し、ワットあたりの性能が2~4倍に向上したとしており、3Uシャーシのサーバーおよびブレードサーバー、SAN(Storage Area Network)、NAS(Network Attached Storage)などの用途に最適としている。

 動作クロック以外の仕様は2製品ともに共通で、L2キャッシュは2MB(共有型)、動作電圧は1.1125V~1.25V、パッケージは478ピンμFC-PGA。SSE2/SSE3命令をサポートするほか、XDbit(eXecute Disable Bit)と仮想化技術「Virtualization Technology」にも対応する。ただし、64bit拡張命令「EM64T」はサポートしない。

□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2006/060315.htm
□製品情報(英文)
http://www.intel.com/design/intarch/dualcorexeon/overview.htm
□関連記事
【2005年8月10日】【海外】新CPUが目白押しのIntelサーバーCPUロードマップ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0810/kaigai202.htm

(2006年3月15日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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