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18倍速DVD±R/RWドライブ
「プレクスター PX-760A/JP」ベンチマーク速報

「PX-760A/JP」

発売中

価格:オープンプライス

連絡先:販売促進室
     Tel.03-3517-8062



 プレクスター株式会社が、2005年10月に発表したDVD±R 18倍速書き込み対応ドライブ「PX-760」は2005年11月中旬に発売予定だったが、製品開発の遅れから2006年2月末日に延期され、ようやく店頭に並んだ。今回、製品版と同等の試作機をお借りしたので、ベンチマーク速報をお届けする。

 PX-760について、一部では先行発売しているDVD+R DL 10倍速書き込み対応「PX-755」の“ファームウェアだけが違うバージョン”ではないかと噂されているが、プレクスターによれば駆動部分がPX-755と異なり、高速回転時のディスクのブレに対応できるようにしたとのことだ。

 テスト環境は、Athlon 64 3500+(2.2GHz)、メモリ512MB、ASUSTeK A8N-SLIマザーボード(nForce4 SLI)、GeForce 6600 GTビデオカード。OSはWindows XP Professional(SP2)。テストに使用したソフトは「Nero CD-DVD Speed Ver4.10」。

●期待通りの性能を発揮

 まずはDVD+R。メディアは18倍速書き込み推奨メディアである三菱化学製16倍速対応品。

 結果は5分39秒。3.4GB付近で既に16倍速に達しており、ベンチマークソフトのグラフのスケールが16倍速までとなっているので、それ以降はグラフが表示されていない。終了位置では17.98倍速に達し、ほぼ謳い文句どおりだ。ただ、後半になるにつれメディアチェックの回数が増えているのが多少気になる。

三菱化学製16倍速対応DVD+Rメディアのメディア情報。PX-760では18倍速で書き込みできる
DVD+Rの結果。5分30秒で平均速度は12.30倍速

 次はDVD+R DL。メディアは10倍速書き込み推奨メディアである三菱化学製8倍速対応品。

 結果は15分13秒。メディアの序盤はCAVで10倍速まで達するが、その後の多くの領域を8倍速で書き込んでいる。しかし、平均速度7.70倍速を実現しており高速だ。一般的な+R DL 8倍速書き込みドライブは18分台なので、非常に優秀な結果といえる。

三菱化学製8倍速対応DVD+R DLメディアのメディア情報。10倍速で書き込みできる
DVD+R DLの結果。15分13秒で平均速度は7.70倍速

 当初の予定から約4カ月遅れてようやく発売にたどり着いたPX-760A/JPだが、期待を裏切らない性能を発揮した。特に+R DLの書き込み時間の短さは特筆すべきで、+R DLを中心にDVD書き込みを多用し、現在のドライブに不満をもっているユーザーは買い替えを検討してみてはいかがだろうか。

□プレクスターのホームページ
http://plextor.jp/
□製品情報
http://plextor.jp/product/px760a/
http://plextor.jp/product/px760sa/
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【2月13日】プレクスター、18倍速DVD±Rドライブを2月末に出荷
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【2005年11月30日】プレクスター、世界最速DVD±R/RWドライブの発売を延期
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1130/plextor.htm
【2005年10月17日】プレクスター、18倍速書き込み対応DVD±Rドライブ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1130/plextor.htm

(2006年2月27日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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