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Mac OS Xを狙った初のウイルスが出現
~iChat経由で感染、危険度は低

2月17日 発表



 セキュリティ会社各社が17日に発表したところによると、Mac OS X 10.4をターゲットとした初のウイルスが発見された。

 このウイルスは、「OSX.Leap.A」などと呼ばれるもので、Mac OS Xに搭載されるメッセージングソフトiChatを通じて拡散する。OSX.Leap.Aに感染したマシンは、iChatが起動されると、ウイルス自身を含む圧縮ファイル「latestpics.tgz」を、iChatの友人リストに登録されている連絡先すべてに送信する。

 ただし、ウイルスファイルを送信されたマシンは、そのファイルの受信を承諾しない限りファイルを保存せず、保存した場合も「latestpics」を実行しない限り感染しないため、危険度は最低レベルに指定されている。

 ソフォスでは、「一部のMacユーザーは、Mac OS Xはウイルスに感染しないと信じているが、Mac OS Xもウイルスの脅威とは無縁でないことを認識しなければならない」と注意を促している。

□ソフォスの情報
http://www.sophos.co.jp/virusinfo/analyses/osxleapa.html
□マカフィーの情報
http://www.mcafee.com/japan/security/virL.asp?v=OSX/Leap

(2006年2月17日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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