2月16日(現地時間)発表

　米Dellは16日(現地時間)、2005年度第4四半期決算を発表した。これによれば、売上高は前年同期比13%増の151億8,300万ドルと、過去最高を記録した。営業利益は5%増の12億4,600万ドル、純利益は10億1,200万ドル、1株当たり利益は43セント。

　通年での売上高は14%増の559億800万ドル、営業利益は2%増の43億4,700万ドル、純利益は17%増の35億7,200万ドル、1株当たり利益は24%増の1ドル46セントとなった。

　第4四半期における地域別の売上を見ると、日本/アジア太平洋地域の売上高は21%増で、出荷台数は27%増。特に中国では28%の出荷台数増を記録し、同社ではダイレクトモデルが世界のすべての地域で有効であることを実証したとしている。なお、同社は中国での需要増にあわせ、アモイに新設した第2工場からの出荷を開始している。

　欧米、中東およびアフリカ地域の売上高は18%増。同地域ではモバイル製品が54%の出荷台数増と好調で、全体の出荷台数では25%の伸びとなった。南北米、カナダ地域の売上高は10%増。

　製品別では、モバイル製品が売上高で22%増、出荷台数は47%増を記録。イメージング製品は、単機能品から複合機/レーザーに注力したことで売上を17%伸ばした。

□Dellのホームページ(英文)
http://www.dell.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www1.us.dell.com/content/topics/global.aspx/corp/pressoffice/en/2006/2006_02_16_rr_001?c=us&l=en&s=corp
□ニュースリリース(和文)
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2006/060217?c=jp&l=jp&s=corp

(2006年2月17日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]