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日立GST、HDD出荷は伸びるも利益上がらず
2月3日 発表 株式会社日立製作所は3日、2005年度第3四半期(10~12月期)決算を発表した。これに伴って、連結子会社であるHDD事業の日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)および、光学ドライブ事業の日立LGデータストレージにおける出荷台数を公表した。 日立GSTは、日立グループの第3四半期に計上される7~9月期に1,430万台を出荷。このうちコンシューマ向けの3.5インチHDDは480万台、1.8インチ/2.5インチHDDは670万台で、いずれも前年同期より伸びている。売上高は1,224億円で、74億円の経常赤字となった。 1~9月の通算では、売上高3,456億円、318億円の経常赤字、出荷台数4,160万台。コンシューマ向けの出荷台数は3.5インチHDDが1,340万台、1.8/2.5インチHDDが1,950万台で、こちらも伸長。だが、経常利益は前年同期の7億円の黒字から赤字転落している。 日立グループの2005年第4四半期(2006年1~3月期)に計上される日立GSTの10~12月期は、売上高1,508億円、48億円の経常利益で黒字に転換。出荷台数は全体で1,680万台、コンシューマ向け3.5インチHDDが610万台、1.8/2.5インチHDDが880万台。12カ月通算では、売上高4,965億円、営業損失270億円。出荷台数は全体で5,840万台、コンシューマ向け3.5インチHDDが1,950万台、1.8/2.5インチHDDが2,830万台で、前年同期からいずれも伸長している。 なお、日立GSTはドル建てで計算しており、為替の変動を含んだ換算値となっている。 日立LGデータストレージの光学ドライブ出荷台数は、7~9月期に1,950万台で微増、9カ月通算では5,550万台とこちらも伸長している。 グループ全体では、売上高2兆2,588億円、純利益54億円で増収減益となった。 □日立製作所のホームページ (2006年2月3日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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