|
ルネサス、600MHz駆動のSH-4A「SH7785」
1月30日 発表 価格:サンプル:7,000円 株式会社ルネサステクノロジは30日、組み込み向けCPU「SH-4A」コアと液晶コントローラを統合したCPU「SH7785」を発表した。5月よりサンプル出荷を開始する。サンプル価格は7,000円。 動作周波数は600MHzで、従来製品の「SH7780」(400MHz)から1.5倍に高速化。また、約26万色/800×600ドット(SVGA)3画面表示対応の液晶ディスプレイコントローラや、DDR2メモリコントローラを内蔵するほか、PCIバスのコントローラも備えている。FPUユニットは単精度/倍精度をサポートし、演算能力は単精度で最大4.2G FLOPSを実現しているという。 パッケージは19×19mmの436ピンBGAで、「SH7780」の約8割に小型化している。また、鉛フリーのパッケージも用意される。 SH-4は、ルーターやカーナビゲーションなどの組み込み機器や、ゲーム機「ドリームキャスト」などに採用されており、挑戦者の“白箱”こと「LAN Tank」にもメインCPUとして搭載されている。 □ルネサステクノロジのホームページ (2006年1月30日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|
|