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東芝、世界初の地デジ対応ノートPC「Qosmio G30」
~上位モデルはフルHD対応液晶搭載

Qosmio G30

2月下旬 発売

価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、世界初のフルHD対応地上デジタルチューナを内蔵したノートPC「Qosmio G30」シリーズを2月下旬より発売する。価格はすべてオープンプライス。搭載OSはWindows XP Home Edition。

 自社開発の地デジ対応のTVチューナ/アナログチューナ、MPEG-2ハードウェアエンコーダを内蔵し、ともに番組の視聴および録画が可能なノートPC。アナログ放送用の高画質エンジン「QosmioEngine」も備える。なお、現時点では録画したデジタル放送番組をDVDに記録できないが、SD画質に変換しDVD-RAMにムーヴできるアップデータを3月より提供する予定。

 本体内部にデジタル/アナログのアンテナ分配器を内蔵し、1本のアンテナ線のみで両方受信できる。さらに、デジタル放送の受信感度を改善するアンテナブースタ/アッテネータが同梱される。また、新たに1bitデジタルアンプ(最大4W+4W)と、直径30mm/容積40ccのバスレフ型harman/kardonスピーカーを装備し、従来モデル(Qosmio G20)から低音再生特性を向上させた。

デジタルチューナ アンテナブースタ/アッテネータ 1bitデジタルアンプ

 CPUやメモリ/HDD容量、液晶の違いで3モデルが用意される。

 上位の「G30/596LS」は、CPUにIntel Core Duo T2500(2GHz)、メモリ1GB(最大2GB)、240GB HDD(120GB×2)、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応17型Clear SuperView液晶を搭載し、店頭予想価格は38万円前後の見込み。同機種はフルHD(1,920×1,080ドット)の映像をそのまま表示できるのが特徴。

 中位の「G30/595LS」は、596LSからCPUをIntel Core Duo T2300(1.66GHz)、液晶を1,440×900ドット(WXGA+)表示対応Clear SuperView液晶に変更したモデルで、店頭予想価格は34万円前後の見込み。

 下位の「G30/593LS」は、595LSからメモリを512MB、HDDを200GB(100GB×2)に変更したモデルで、店頭予想価格は30万円前後の見込み。

 そのほかの仕様はほぼ共通で、チップセットにIntel 945PM Express、GPUにNVIDIA GeForce Go 7600(128MB)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、Office Personal Edition 2003などを搭載する。

 インターフェイスはExpressCard×1、Type2 PCカードスロット×1、SDカード/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Card対応スロット×1、USB 2.0×4、IEEE 1394×1、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g対応無線LAN、ミニD-Sub15ピン、Sビデオ出力、D端子出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はG30/596LSが約1.9時間、G30/595LS、G30/593LSが約2時間。本体サイズは406×295×45.5~53.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.7kg。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_01/pr_j1001.htm
□製品情報
http://dynabook.com/pc/catalog/qosmio/060110qo/
□関連記事
【2005年12月19日】東芝、Qosmio G20/F20をマイナーチェンジ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1219/toshiba2.htm

(2006年1月10日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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