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東芝、光るタッチパッドを搭載した「dynabook TX」など
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「dynabook TX」 |
12月下旬より順次発売
価格:オープンプライス
株式会社東芝は、A4サイズノートPC「dynabook」シリーズを一新し、3機種を12月下旬より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003/Office OneNote 2003がプリインストールされる。
パールホワイトを基調としたデザイン |
3機種とも新しい筺体となっており、「dynabook TX」、「同AX」では、新たに1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型(高色純度/高輝度)Clear SuperViewワイド液晶を採用した。また、WXGA表示対応14型Clear SuperViewワイド液晶を搭載した「dynabook TW」を新たにラインナップした。
TXとAXではパールホワイトを基調としたデザインを採用し、インテリアにマッチする新設計にしたという。さらに、搭載HDDも4,200rpmタイプから5,400rpmタイプに変更された。PCの買い替えユーザーのために、PCデータ環境移行ソフト「PC引越しナビ」をプリインストール。一部のモデルにデータ移行用の512MB USBフラッシュメモリが添付される。
●dynabook TX
ワンタッチボタン付き光るタッチパッド |
シリーズ最上位の「dynabook TX」は、12月下旬より発売される。新たに「ワンタッチボタン付き光るタッチパッド」を装備し、マウス接続時は常時、タッチパッド使用時は右上の切り替えボタンでパッド上に印刷されたアイコンが光り、メールソフトやWebブラウザの起動、音量の調節などを行なえる。
また、新たにQosmioシリーズにも採用されているharman/kardonステレオスピーカーを搭載。音楽を聴くユーザーのニーズに応えた。搭載CPU、HDD容量、チップセット、液晶などの違いにより3モデルが用意される。
最上位の「TX/770LS」は、CPUにPentium M 740(1.73GHz)、Intel 915GM Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、100GB HDD、WXGA表示対応高色純度/高輝度Clear SuperViewワイド液晶などを搭載し、512MB USBメモリが添付される。店頭予想価格は21万円前後の見込み。
中位モデルの「TX/760LS」は、TX/770LSからCPUをCeleron M 360J(1.40GHz)、チップセットをIntel 910GML Express(ビデオ機能内蔵)に変更し、店頭予想価格は18万円台半ばの見込み。
下位モデルの「TX/745LS」は、HDDを80GB、TX/760LSから液晶をWXGA表示対応Clear SuperViewワイド液晶に変更し、USBメモリを省いたモデルで、店頭予想価格は17万円台半ばの見込み。
そのほかの仕様はほぼ共通で、メモリ512MB(最大2GB)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブなどを搭載。インターフェイスは、ExpressCard/54×1、Type2 PCカードスロット×1、SDカード/xD-Picture Card/MMC/メモリースティック(PRO)対応スロット、USB 2.0×4、ミニD-Sub15ピン×1、Sビデオ出力、Ethernet、IEEE 802.11b/g無線LAN、モデムなどを備える。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はPentium M搭載モデルが約2時間、Celeron M搭載モデルが約1.5時間。本体サイズ/重量はそれぞれ、TX/770LSとTX/760LSが360×267×34.3~42.2mm(幅×奥行き×高さ)/約3kg、TX/745LSが360×267×29.8~36.8mm(同)/約2.7kg。
□製品情報
http://www.dynabook.com/pc/catalog/dynabook/051219tx/
●dynabook AX
「dynabook AX」 |
エントリーモデルの「dynabook AX」は、12月下旬より発売される。搭載メモリ/HDD容量の違いで2モデルが用意される。
上位モデルの「AX/740LS」はメモリ512MB(最大2GB)、80GB HDDを搭載し、店頭予想価格は15万円半ばの見込み。下位モデルの「AX/730LS」はメモリ256MB、40GB HDDを搭載し、店頭予想価格は14万円半ばの見込み。
そのほかの仕様はほぼ共通で、CPUにCeleron M 360J、ATI Radeon Xpress 200Mチップセット(ビデオ機能内蔵)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、WXGA表示対応Clear SuperViewワイド液晶などを搭載。
インターフェイスは、Type2 PCカードスロット×1、USB 2.0×4、ミニD-Sub15ピン×1、Sビデオ出力、Ethernet、IEEE 802.11b/g無線LAN、モデムなどを備える。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約1.5時間。本体サイズは360×267×29.8~36.8mm(同)、重量は約2.7kg。
□製品情報
http://www.dynabook.com/pc/catalog/dynabook/051219ax/
●dynabook TW
「dynabook TW」は、新たにラインナップしたWXGA表示対応14型Clear SuperViewワイド液晶を備えたノートPC。他シリーズとは異なるピーコックブルーを基調としたデザインを採用している。また、harman/kardonステレオスピーカーを備える。 「TW/750LS」の1モデルのみが用意され、1月下旬より発売される。店頭予想価格は16万円前後の見込み。
【訂正】dynabook TWの発売日が1月下旬に変更されました。
「dynabook TW」 | ピーコックブルーを基調としたデザイン |
主な仕様は、CPUにCeleron M 360J、メモリ512MB(最大2GB)、Radeon Xpress 200Mチップセット(ビデオ機能内蔵)、80GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブなどを備える。また512MB USBメモリが添付される。
インターフェイスは、Type2 PCカードスロット×1、USB 2.0×3、ミニD-Sub15ピン×1、Sビデオ出力、Ethernet、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、モデムなどを備える。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約2.5時間。本体サイズは343×242×29.8~38mm(同)、重量は約2.4kg。
□製品情報
http://www.dynabook.com/pc/catalog/dynabook/051219tw/
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_12/pr_j1901.htm
□関連記事
【8月31日】東芝、CPUとHDDを強化したdynabook AX/VX/TX
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0831/toshiba2.htm
(2005年12月19日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]