Color MultiWriter 7600C

12月12日より順次発売

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　NECは、A4カラーを25ppmで出力可能なレーザープリンタ「Color MultiWriter 7600C」を12月15日より発売する。価格は207,900円。

　エンジンおよびCPUなどの改良により、従来機「同7500C」と比べ、カラーで約1.6倍(25ppm)、モノクロで約2.2倍(35ppm)に高速化。両面印刷にも対応し、速度はカラー14.8ppm、モノクロ20.4ppm。

　インターフェイスはEthernet、USB 2.0、USB 1.1、パラレル。SSL暗号化通信に対応するほか、別売のHDDを搭載することで、PCからの出力データをいったんプリンタHDDに蓄積し、プリンタの操作パネルからパスワード入力するまで排紙しない機能を搭載。また、HDDデータの暗号化や、データの上書き、一括消去機能も搭載する。

　解像度は1,200×1,200dpi、給紙容量は標準トレイが550枚、手差しトレイが150枚、対応用紙サイズはA4/B5/A5/レター。

　対応OSは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003。本体サイズは、429×580×457mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約35kg。トナーの価格は、イエロー/マゼンタ/シアン(約4,000枚印刷可能)が14,700円、ブラック(約4,500枚印刷可能)が9,450円。

PR-MW-SC40	PR-MW-SC50

　本製品と連動可能な、スキャナユニット2製品も発売される。A3対応の「PR-MW-SC50」は12月12日発売で、価格は312,900円。A4対応の「PR-MW-SC40」は2006年1月5日発売で、価格は207,900円。

　Color MultiWriter 7600CとUSB 2.0で接続すると、自動的にプリンタを認識し、設定不要で連動する。また、Ethernetも備え、単体でネットワークスキャナとしても動作する。対応OSは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003。ActiveDirectoryにも対応する。

　共通機能/仕様として、スキャン解像度は600dpi、圧縮画像用色空間「sYCC」対応、PDF出力機能、自動両面原稿送り機能、メール送信機能、USBメモリへの保存機能、4.7型カラータッチパネルなどを搭載。

　原稿読み取り速度は、A3機がカラー0.87msec/line、モノクロ0.405msec/line、A4機がカラー0.7msec/line、モノクロ0.35msec/line。

　本体サイズと重量は、A3機が582×658×209mm(同)、重量24kg、A4機が448×502×194mm(同)、15kg。

【お詫びと訂正】初出時に、PR-MW-SC50とPR-MW-SC40の写真が逆になっておりました。お詫びして訂正させていただきます。

□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0511/2801.html
□製品情報
http://www.express.nec.co.jp/products/laser/7600C/
http://www.express.nec.co.jp/products/laser/scanner/SC40_50/
□関連記事
【2001年11月30日】NEC、印刷速度16ppmのA4カラーレーザープリンタ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011130/nec.htm

(2005年11月28日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]