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ソニック、CD/DVDライティングソフト「Easy Media Creator 8」
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Easy Media Creator 8 |
12月9日 発売
価格:12,500円
ソニック・ソルーションズ株式会社は、オールインワン型CD/DVDライティングソフト「Easy Media Creator 8」を12月9日より発売する。価格は通常版が12,500円、アップグレード版が10,000円。対応OSはWindows 2000/XP/Media Center Edition/x64 Edition。
CD/DVDライティングのほか、オーディオ編集、バックアップ、フォト管理、ビデオ編集/オーサリングなどを統合したソフト。新たに起動画面から行ないたい作業を選ぶ形式のユーザーインターフェイスを採用し、操作性を向上させた。
新ユーザーインタフェイスを採用。左のナビゲーションバーから行ないたい作業を選ぶ | 複数ドライブでの同時書き込みのデモ |
ライティング機能面では、新たに複数のドライブで複数のメディアへの同時分割書き込みをサポート。大容量のファイルを読み込むと自動的に分割し、違う内容を最大24台のドライブで同時書き込み可能。また、DVD-VideoやWMV、DivXのファイルを組み合わせたコンピレーションDVD、DVD-Videoからメニュー付きDivXディスクの作成が可能になった。ほか、パスワードで128bit暗号化されたディスクの作成も可能。
オーディオは、Dolby Digitalサウンドの音楽DVDの作成をサポート。また、LP/テープ/インターネットラジオの録音ファイルなどの波形を分析し、インターネット上のデータベースと比較してタイトル/アーティストなどのトラック情報を取得する機能を搭載する。
フォト管理は、ネットワークに対応し、接続されたPCまたはUPnP準拠のデバイスに保存された写真や音楽、動画などを再生できる。また、ピアツーピアによる写真共有機能をサポートし、メールに写真を添付せずに遠隔地で写真を見られるとしている。
ビデオ編集では、新たに16:9のビデオを扱えるようになった。HDビデオのキャプチャ、インポートおよび編集も行なえる。
11月22日に行なわれた製品発表会では、同社代表取締役社長 照井公基氏が製品戦略や今後のスケジュールについて説明した。
代表取締役社長 照井公基氏 |
同氏は、まず2004年のロキシオ買収までの経緯などを説明し、「買収の結果、OEMに強いソニックと、リテールに強いロキシオという両社の強みを生かした販売が可能になった。今後はさらにシェアを拡大していきたい」とした。
また次世代光ディスク(Blu-ray/HD DVD)の展開や対応状況について、同氏は、「今後は高画質だけでなく、インタラクティブ性、商品の拡大を狙った光ディスク市場が展開されていくと予想している。Blu-rayの書き込みに対応した製品は2005年12月に、Blu-rayのプレイバック対応製品は2006年1月に、AACSなしのBlu-rayビデオのオーサリングは2006年の4月に順次投入し、対応していく」と話した。
両社のチャンネル統合の強み | カスタマーベースの拡大 | 次世代メディア対応のスケジュール。HD DVDのプレイバックおよびAACS付きBlu-rayビデオのオーサリングはWindows Vistaと同時期を狙っている |
会場ではBlu-rayのオーサリングシステムを参考出展した | 展示されたプロ用のビデオ編集システム | 次世代光ディスクのインタラクティブコンテンツのコンセプトも展示 |
□ソニック・ソルーションズのホームページ
http://www.sonicjapan.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sonicjapan.co.jp/about/press/2005011_22.html
□製品情報
http://www.roxio.jp/products/emc8/
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1024/nero.htm
(2005年11月22日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]