日立、セキュリティチップを搭載可能なスリムPCなど

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「FLORA 330W(DG9)」

11月14日より順次発売

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　株式会社日立製作所は、企業向けPC「FLORAシリーズ」のラインナップを強化し、デスクトップPC 2製品/ノートPC 1製品を11月14日より順次発売する。

　全機種にHDDデータ消去ソフト「CLEAR-DA FLORA Edition」、データバックアップソフト「BACKUP-DA FLORA Edition」を搭載し、セキュリティやデータの安全性に配慮。画面の一部を拡大するソフト「画面拡大」も備え、使い勝手の向上を図った。

　カスタムメイドに対応し、CPU、メモリ/HDD容量、光学ドライブ、Officeの有無などを選択できる。

●「FLORA 330W(DG9)」

　「FLORA 330W(DG9)」は、カスタムメイドでTPM Ver.1.1b対応のセキュリティチップ搭載を選択可能なスリムデスクトップPC。セキュリティチップ非搭載モデルは11月14日発売だが、搭載モデルは12月14日発売。

　一例として、CPUにPentium 4 630(3GHz)、メモリ256MB、40GBシリアルATA HDD、24倍速CD-ROM、セキュリティチップ非搭載、3年保証などの仕様で、価格は122,850円。

　そのほかの仕様は共通で、Intel 915GVチップセット(ビデオ機能内蔵)、3モード対応FDD、OSにWindows XP Professionalなどを搭載する。

　拡張スロットはPCI×3(うち1つは使用済み)。インターフェイスは、USB 2.0×6、ミニD-Sub15ピン×1、シリアルポート、パラレルポート、Gigabit Ethernetなどを備える。

　本体サイズは94×361×354mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.2kg。

●「FLORA 350W(DE8)」

「FLORA 350W(DE8)」

　「FLORA 350W(DE8)」は、カスタムメイドでHDDを2台搭載可能で、RAID 1を構成できるスリムタワーPC。TPM Ver.1.1b対応セキュリティチップ搭載も選択可能。11月14日発売。

　一例として、CPUにPentium 4 630、メモリ256MB、40GBシリアルATA HDD、48倍速CD-ROMドライブ、セキュリティチップ非搭載、3年保証などの仕様で、価格は128,100円。

　そのほかの仕様はほぼ共通で、Intel 915G Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、3モード対応FDD、OSにWindows XP Professionalなどを搭載する。

　拡張スロットはPCI Express x16×1(Low Profile、使用済み)、PCI×3。インターフェイスは、USB 2.0×6、ミニD-Sub15ピン×1、シリアルポート、パラレルポート、Gigabit Ethernetなどを備える。

　本体サイズは110×378×388mm(同)、重量は約10.1kg。

●「FLORA 250W(NX1)」

「FLORA 250W(NX1)」

　「FLORA 250W(NX1)」は、1,024×768ドット(XGA)表示対応15型液晶を搭載したA4サイズノートPC。11月14日発売。各インターフェイスを使いやすい位置に配置したほか、キーボードのフォントサイズを従来より大型化し、見やすさを改善させるなど、ユーザビリティを向上させた。

　一例として、CPUにCeleron M 370(1.50GHz)、メモリ256MB(最大1GB)、40GB HDD、24倍速CD-ROMドライブ、OSにWindows XP Home Edition、3年保証などの仕様で、価格は138,600円。

　そのほかの仕様は共通で、SiSM661MX(ビデオ機能内蔵)+SiS964Lチップセットを備える。

　インターフェイスは、Type2 PCカードスロット×1、USB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)×1、ミニD-Sub15ピン×1、Ethernet、S/PDIF出力などを搭載。

　バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はPentium M搭載モデルが約1.8時間、Celeron M搭載モデルが約1.7時間。本体サイズは331.5×287.5×38.3～41.3mm(同)、重量は約3kg。

(2005年11月14日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]