|
【やじうまPC Watch】
|
「家庭持ち仮面オタク」はオタクの中で25%を占め、組立PCやAV機器などのメカ系分野を中心に幅広く分布。家庭生活関連の支出があるため趣味への支出や消費時間は低く、「家庭内でこっそりと小遣いをやりくりしながら趣味に没頭するお父さん」を典型例としている。
「わが道を行くレガシーオタク」は男性比率が最も高く、情報収集や批評活動をインターネット上で積極的に行なっていると分析。以前のマニアやコレクターと呼ばれた層を受け継いでいるとし、「20~30代のメカ&アイドル好き独身男性」を典型例としている。
「情報高感度マルチオタク」は複数の分野に興味を示し、世間の流行に価値を見出す傾向があると分析。「ネットオークション、コミュニティサイトが大好きで、2ちゃんねるのライトユーザーであるネット住人」を典型例としている。
「社交派強がりオタク」は独自の価値観を強く持ち、それを他人にも広めて積極的に巻き込もうとするタイプと定義。「ガンダムなどの、かつて体験したブームの世界観、価値観をそのまま引きずり、それに気付かずに大人になって社交性も身に付いた30代男性」を典型例としている。
「同人女子系オタク」は創作意欲が特に強く同人誌などへの参加率が高い層で、女子比率が圧倒的に高い。年代は20~30代が中心で、アキバ系や萌え系オタクの男性も含まれている。支出金額は最も高く、趣味の期間が長いことも特徴だという。「コミックやアニメに登場するキャラクターへの固執が強く、友達に隠れて趣味を大人になっても密かに続けている同人誌フリークの女性」を典型例としている。
□野村総合研究所のホームページ
http://www.nri.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nri.co.jp/news/2005/051006_1.html
□関連記事
【8月24日】日本の“オタク層”は285万人、市場規模は2,900億円(INTERNET)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/08/24/4351.html
(2005年10月6日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]