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CEATEC JAPAN 2005レポート

日立はBlu-rayスーパーマルチ、
東芝/NECはHD DVDドライブを展示

会期:10月4日〜8日(10:00〜17:00)

会場:幕張メッセ

入場料
一般:1,000円
学生:500円
(事前登録は無料)



 アジア最大級の映像・情報・通信の国際展示会「CEATEC JAPAN 2005」が4日、千葉県・幕張メッセで開幕した。会期は4日〜8日の5日間。開催時間は10:00〜17:00。入場料は一般1,000円、学生500円だが、事前登録を行なうと無料となる。

 各社の新技術や試作機などが多く展示されるイベントで、今回も多くの参考出展が行なわれている。中でも、日立製作所はBlu-ray対応のスーパーマルチドライブなど多くの試作機を出展中。また、東芝/NECらはHD DVD対応ドライブを参考展示。これらのほとんどが型番まで決定しており、製品化が近いことを伺わせる。

●日立ブース

 日立製作所ブースでは、多数の参考出展や、ロボット「EMIEW」のデモなどが行なわれている。PC本体は、3日に発表された小型の静脈認証装置を搭載したモバイルノートや、フィールド試験中の垂直記録型HDDを搭載したノートPCを参考出展。

ステージでの出番を待つ「EMIEW」 静脈認証装置搭載のモバイルノート。センサーは右下
垂直記録型HDD搭載ノート 搭載されるHDD

 ストレージ系は、Blu-ray Disc(BD)の読み込み(BD-ROM)、書き込み(BD-R、BD-RE)とDVD/CDの記録/再生に対応した“ブルーレイ スーパーマルチドライブ”「GBW-H10N」や、リムーバブルHDD規格「iVDR」を利用した動画や音楽のポータブルプレーヤー、USBアダプタ、レコーダなどを展示。

 また、CF Type2互換の光メディア「Micro Data Archive」を参考出展。これはCF互換の光学ドライブと直径28mmの光メディアで、CFの形状をしたケースにドライブの駆動系が入っている。記録容量は1GBに満たない程度ということだが、適した用途を見つけていきたいという。

ブルーレイ スーパーマルチ「GBW-H10N」 iVDRのモバイルビューワー iVDRのオーディオプレーヤー
iVDR対応USBアダプタ 超小型の光ディスク「Micro Data Archive」。右側のアダプタがドライブ CF Type2と互換

 このほか、USB接続のPC向け1セグ放送受信ユニット、赤色の再現度が高くなるLEDバックライトを採用した液晶ディスプレイの試作機、人間の声に反応して、同社のデスクトップPC「Prius」のTV操作などを行なう“知的ユーザーインターフェイス”と名付けられたロボットなどがある。現時点では音声を認識して操作してくれるマウスやリモコンのような感じだが、将来的に、PCの機能を内蔵したものにしていきたいという。

USB接続の1セグ放送受信ユニット LEDバックライト液晶。試作機は17型ワイド
“知的ユーザーインターフェイス”ロボット。笑った表情も見せる 対話による操作が可能で、デモではPriusのNaviStationを操作する

●東芝ブース(デジタルネットワークステージ)

 デジタルネットワークステージの東芝ブースでは、HD DVD関連の製品を多数展示。東芝サムスンストレージテクノロジーからノートPC向けのHD DVDドライブ「TS-L802A」が発表されたが、そのドライブを搭載したノートPCでHD DVD再生のデモを実施。また、地上デジタル放送対応のノートPCも参考出展されている。

 ドライブ本体はHD DVDプロモーショングループブースに展示されており、デスクトップPC向けのNEC製ハーフハイトドライブ「HR-1100A」も同ブースやNEC/NECエレクトロニクスの各ブースで展示されている。

 恒例となった燃料電池搭載ノートPCも展示されているが、製品化は未だ未定。今回展示されたものはカートリッジ取り替え型で、1カートリッジで約10時間の動作が可能になっている。

HD DVD再生中のノートPC。右側は現行DVDを再生 こちらは地上デジタル放送対応ノート
東芝サムスンストレージテクノロジーのノートPC向けHD DVDドライブ「TS-L802A」 NECのデスクトップPC向けHD DVDドライブ「HR-1100A」 燃料電池搭載ノートPC。背面にユニットが装着され、ユニットの奥に見えるのがカートリッジ

●携帯電話で操作するロボット2体

 NTTドコモのブースでは、FOMA AVモジュールを応用したロボット「ROBONOVA-1」を展示。基本構造はテムザックのロボリアと同様で、FOMAのTV電話を利用して通信し、数字キーで移動やキック/パンチなどの操作できるほか、ロボットの内蔵カメラの映像をTV電話で見ることができる。

 KDDIブースでは、Bluetoothでコントロールする「Pirkus・R type-01」を展示。すでに発売中で、組み立てキットの直販価格は198,000円。動作としてはキックや、数種類のギャグが可能で、ひっくり返っても自分で起きあがることができる。このPirkusは、太陽誘電のブースでもデモが行なわれている。

TV電話操作の「ROBONOVA-1」。ロボットのみは98,000円で発売中だが、一般の流通ではFOMA AVモジュールが入手できない Bluetooth操作の「Pirkus・R type-01」の“命”ポーズ。後継機も開発中だという 「Pirkus・R type-01」のコマンド。お笑い系が多い。ゴリエはダンスする

●そのほか

 シャープブースは7月に発表した左右で見える映像の違う液晶ディスプレイを参考出展。技術的には、パネルに2つの違う映像を交互に配置して表示し、スイッチ液晶でバックライトを遮り視野角を変化させて実現している。展示ではゲームコンソールを接続して右と左で別のゲームをプレイできるようになっている。

 DLNAアライアンスブースは、各社のDLNA対応製品を一堂に展示。メーカーの垣根を越えてコンテンツを共有するデモを実施している。

右はレースゲームの画面、鏡に映った左にはゴルフゲームが見える DLNAアライアンスにも「VAIO type X」 各社の機器が一覧で表示されている

 サイレックス・テクノロジーはUWB(Ultra Wide Band)を利用した映像転送をデモ。ノートPCのD-Sub出力から送信デバイスに接続し、大型ディスプレイに接続したレシーバへWindows画面を送信し、大画面へ出力している。また、ネットワークでUSBデバイスを共有するサーバーのMac OS X対応ソフトウェアを開発し、同じハードウェアでMacintoshに対応させて動作デモを行なっている。

 アスクはユビキタス・スタイルパビリオンでATI Technologiesの「FireMV 2400」をデモ。2D表示に特化したビデオカードで、解像度はアナログ2,048×1,536ドット/デジタル1,600×1,200ドットの4画面出力が可能。国内でもまもなく発売されるという。

UWBのデモ。右下のPCから右の送信機へ出力し、左の受信機から中央の画面に出力 USBデバイスサーバーのMacintosh用クライアントソフトを開発
FireMV 2400は専用アダプタを使用して4本出力 4つの画面を1つのデスクトップとして表示中

□CEATEC JAPAN 2005のホームページ
http://www.ceatec.com/ja/2005/

(2005年10月5日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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