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【やじうまPC Watch】
白PSPの“□”ボタンは改良されている!?

新発売のPSP-1000KCW

9月15日 発売



 白PSPこと、「PSP-1000KCW」が15日に発売された。編集部にも1台登場したのだが、“□”ボタンの感触が違う。

 ご承知のように、従来機の□ボタンは、PSP表面のボタンの位置と、基板上のスイッチの位置がずれており、押し込まれたままになるなどの例が発生している。PSPでは、なにかと注目のボタンなのだ。

 表面を見ると、“□”ボタンの左側が欠けたようになっている。ボタン全体の高さもわずかに高くなっている印象だ。

 ひょっとしたら、白PSPは表面処理だけではなく、基板を含めて大きく変更されているだろうか。

 これは開けてみるしかない。

白PSPの表面。“□”ボタンのボディに接するあたりの左側が欠けたようになっているのがわかる


【分解編】

■■ 注意 ■■

・分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
・この記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害はPC Watch編集部および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。
・内部構造などに関する記述は編集部が使用した個体に関してのものであり、すべての製品について共通であるとは限りません
・PC Watch編集部では、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。

 PSPの開け方などは、以前にレポートしているので、そちらをご覧いただきたい。

 結論から言うと、基板はまったく変わっていなかった。“□”ボタンとそれを支える部分の形状だけが変わっていたのだ。

 ちょうどスイッチに当たる部分だけが皿上に拡大されており、押し込んだときに安定して押せるようになっている。

“□”ボタンは複雑な形状となり、基板上のスイッチが真上から押されるように改良されている
基板はまったく変わっていない。たぶん、当初予定していた液晶よりも額縁部分の大きな液晶を入れた結果、“□”ボタンのみが右に寄せられたのではないか

 期待したような、基板を変更するような根源的な改良ではないが、有効な改良といえるだろう。編集部内でも感触が改善されたという意見が多かった。

 編集部にある黒PSPは、発売当初のものばかりなので確認できないのだが、ひょっとすると最新の黒PSPも“□”ボタンは改良されているのだろうか。まだだとすれば、どのタイミングで改良されるのか。なかなか興味深いことである。


□製品情報
http://www.playstation.jp/psp/index.html
□関連記事
【2004年12月12日】PSPハードウェアレポート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1212/psp.htm
【7月21日】SCEJ、「PlayStation Meeting 2005」開催
セラミック・ホワイトのPSP実機出展などトピック多数(GAME)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050721/psm.htm

(2005年9月15日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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