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PC-Doctor Japan、PCハードウェア診断ツール

「PC-Doctor Service Center 5」製品内容

10月1日 発売

価格:オープンプライス



 PC-Doctor Japan株式会社は、PCハードウェア診断ツール「PC-Doctor Service Center 5」を10月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後の見込み。株式会社アスクを通して販売される。

 DOSまたはWindows上からハードウェアの異常などを診断できるツール。CPUのレジスタ動作、メモリの書き込み/読み込み、HDDアクセス、および各種I/Oポートの送受信など、350種類以上のテストが行なえる。

 また、複数のテストを同時に行なう「ストレステスト」機能を搭載。負荷がかけられた状態でPCの安定性をテストできる。ほか、「プロファイラー」機能を搭載し、ハードウェアの変更/追加とドライバの更新履歴をログに記録する。

「プロファイラー」によるハードウェアの変更の提示 ビデオカードがサポートしているファンクションのテストも行なえる DOS版を起動したところ。メニューからテストを選択する

 付属品は、シリアル/パラレル/ネットワーク/USB/ゲームポートのループバックアダプタ、POSTカード(PCI)、ハードウェアキー(USB)など。

 13日に都内で開かれた製品説明会では、PC-Doctor President兼Director of Foreign Operations、Suzanna Mak氏が製品投入の背景などについて語った。

 同氏は、近年PCの低価格化に伴い、メーカー製PCの品質が低下。ユーザーが電話サポートを利用する平均時間が長くなり、サポート費用が上昇傾向にあると指摘。利益率とブランドイメージの低下の原因になっているという。

 「製品の開発からサポートまで、共通のツールを利用し、テストを共通化することで、サポートで得られた結果をダイレクトに開発にフィードバックできる。PC-Doctorは、テストを共通化させる環境を提供することで、経費削減と品質向上を両立できる」とした。

President兼Director of Foreign Operations、Suzanna Mak氏 製品のデザイン、製造、ユーザーの使用、サポート、サービスまで、一貫して共通のツールが必要 Chief Technology Officer、Ken Sheppard氏

 PC-Doctor Chief Technology Officer、Ken Sheppard氏は、「当社は開発重視で、資金の70%を製品開発に割り当てている。各PCメーカーやOEM、ユーザーなどからもフィードバックをもらい、ソフトウェアの改善を図っている。これからは、サポート側だけではなく、PCのユーザー自身が、PCの障害を自分で対処できるようなソフトウェアの開発をしていきたい」と語った。

□PC-Doctor Japanのホームページ
http://www.pc-doctor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pc-doctor.co.jp/press/press0909.htm
□製品情報
http://www.pc-doctor.co.jp/service_center.htm
□アスクのホームページ
http://www.ask-corp.jp/
□ニュースリリース
http://www.ask-corp.jp/news/news050912.html
□関連記事
【2002年3月22日】ウルトラエックス、システムの安定性を検証するソフト「W.S.T」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0322/ultrax.htm

(2005年9月13日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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