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デル、職業安定法違反に対するコメントを発表

8月11日発表



 デル株式会社は、11日早朝から一部媒体で報道されている、職業安定法違反の疑いに関するコメントを発表した。

 これは、同社が自社で面接を実施した人物を、別の人材派遣会社に採用させ、本人の了解を得ずに派遣社員として就労させていた疑いがかけられているもの。神奈川県警では、職業安定法で禁止している「職業紹介」にあたるとして、近日中に書類送検する見込み。

 これについて同社広報部では、「過去に、弊社が、派遣業務のスタッフ候補の方を派遣会社に紹介した事実があり、そのことが職業安定法に抵触するとして、2004年6月に神奈川労働局より指導を受けました。弊社では指導を受けて、法律に関する理解が十分でなかったことを深く反省し、即刻是正措置をとりました。現在はそのような問題はありません」とコメントし、すでに改善されていることを明らかにしている。

 なお、同社は12日付けのプレスリリースで、自社で面接した人物を本人の了解を得ずに派遣社員として就労させたという事実はないと改めてコメントしている。

□デルのホームページ
(8月11日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.dell.co.jp/

(2005年8月11日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

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