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マイクロソフト、学生向け技術コンテスト
「Imagine Cup 2005」優勝者発表

「Imagine Cup 2005」

8月1日 実施



 マイクロソフト株式会社は8月1日、7月27日より行なわれた学生向け技術コンテスト「Imagine Cup 2005」の優勝作品の表彰式を開催した。

 今回のコンテストでは、「私たちの間の境界を、テクノロジーを使って解消できるような世界をイメージすること」をテーマとした作品が応募され、92カ国から16,000人以上の学生が参加。コンテスト各部門の優勝者には総額215,500ドルの賞金が贈呈された。

 3回目となる同コンテストでは、新たにOfficeデザイン部門、ビジュアルゲーミング部門、IT部門、Web開発部門、ITビジネスプラン部門の5部門が設けられた。ビジュアルゲーミング部門では、コーディングスキルとアルゴリズムのスキルを組み合わせ、複数の3Dキャラクターを駆使したゲーム戦略を考案し実装するための技能が学生たちの間で競われた。

 日本からはソフトウェアデザイン部門、Officeデザイン部門、ビジュアルゲーミング高校部門にそれぞれ計4チームが参加し、うちビジュアルゲーミング高校部門では1位と3位を獲得した。

アルゴリズム部門優勝のベトナムチーム ショートフィルム部門優勝のメキシコチーム ビジュアルゲーミング大学生部門のポーラントチーム
ビジュアルゲーミング高校生部門優勝の日本チーム ソフトウェアデザイン部門優勝のロシアチーム

 会場には、世界初のビデオゲームを製作したノーラン・ブッシュネル氏が来場し、講演を行なった。

 同氏は、「今はさまざまな物が“使える”時代になったが、どれも“OK”というレベルに留まっており、改善の余地は大いにある。現代のソフトウェアツールとネットワークなどを利用すれば、これらの物に対してイノベーションで技術革新し改善できる。学生たちにもっとテクノロジーを利用してほしい」と語った。

ノーラン・ブッシュネル氏 S. Somasegar氏

 また、賞授与を担当したマイクロソフト デベロッパー部門 コーポレートバイスプレジデント S. Somasegar氏は、「ファッション、文化、言語、国境など、世界にはさまざまな“境界”が存在する。これらの境界を取り除くのが“テクノロジー”である。学生たちがテクノロジーを利用して、今後“境界”のない社会の実現を目指してほしい」と話した。

 なお、来年の「Imagine Cup 2006」はインドで開かれる。

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.co.jp/
□Imagine Cup 2005のホームページ
http://www.imaginecup.com/japan/

(2005年8月2日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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