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マイクロソフト、正規版認証プログラム「WGA」正式運用開始
~偽造版ユーザーへの救済措置も用意

7月27日 開始

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 マイクロソフト株式会社は、正規OSの認証プログラム「Windows Genuine Advantage (WGA)」を27日より正式運用開始する。

 WGAは、Windows XPを対象とした偽造ソフトウェア防止プログラム。国内では3月から試験運用が行なわれていた。27日以降は、Windows Updateおよびダウンロードセンターで提供される更新プログラムの利用に際して、WGAによる認証が必須となり、偽造OSでは更新プログラムがダウンロード不可となる。ただし、セキュリティ関連など重要度の高い更新プログラムについては、WGAの認証を問わず提供される。

 WGAによる認証は一度のみで、すでに試験運用中に認証を受けている場合は、再度認証する必要はない。また、パッケージ版/OEM版などに限らずプロダクトIDなどの入力は必要としない。

【お詫びと訂正】初出時に、プロダクトIDの入力が必要であるという記載がありますが、WGAの認証では必要としません。

 WGAは、偽造OSをインストールして不当に廉価なPCを販売する業者を追放することを目的としており、偽造版と知らずに購入したユーザーに対して、2通りの救済策が用意される。

 偽造ソフトウェアの購入報告書、購入証明書、偽造版CD-ROMを提出すると、提出書類等の適格性の判断の後、正規ソフトウェアが無償提供される。

 偽造ソフトウェア購入報告書のみを提出した場合、書類の適格性の判断の後、Windows XP Home Edition Windows Genuine Advantage Kitは12,375円で、Windows XP Professional Windows Genuine Advantage Kitは18,625円で入手できる。

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2348
□救済策の申し込み(27日公開)
http://www.microsoft.com/genuine/
□関連記事
【3月15日】マイクロソフト、新認証プログラム「WGA」の試験運用を開始
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0315/ms.htm

(2005年7月26日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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