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アナログクオーツ腕時計の天敵は携帯電話



 セイコーウォッチ株式会社は、腕時計に対する電子機器による磁気の影響について警告を発した。

 とくに針表示式のアナログクオーツ時計では、磁気の影響による時刻の遅れが発生しやすく、電子機器から5cm離すことを勧めている。

 アナログクオーツ時計では、針の駆動のためにステップモーターを使用しており、外部から強い磁気を受けるとローターが一時的に止まってしまい、狂いが生じるという。特別に強い磁気でない限り影響は一時的で、磁気から遠ざけ、時刻をセットし直すことで正常に使用できる。

 機械式時計は磁気による影響は少ないが、時計に磁気が残りやすく、販売店などで脱磁を行なう必要がある。また、液晶などで表示するデジタルクオーツ時計は磁気の影響はほとんどない。

 セイコーでは、主な電子機器の磁界の強さも公開している。携帯電話のスピーカー部は約22,400A/m、携帯オーディオ機器が約12,000A/m、ノートPCのスピーカー部が約8,000A/mとなっている。磁気健康枕の約48,0000A/m、磁気ネックレスの約96,000A/mという数値に比べて、電子機器類は、意外なほどの磁気の強さなのがわかる。

 しかし、磁気は影響する範囲が狭く、5cm離れた状態では、携帯電話のスピーカー部で約1,600A/m、携帯オーディオ機器で約400A/m、ノートPCのスピーカー部では0A/mと、極端に弱くなる。したがって、腕時計は、電子機器類から5cm離して置くことが推奨されている。

 ちなみに、JISによる時計の耐磁規格(JIS B 7024:1994)は、1種が4,800A/m、2種が16,000A/m。ケース裏蓋の表示は1種が「∩」にアンダーライン1本、2種がアンダーライン2本で示されている。

□セイコーウォッチのホームページ
http://www.seiko-watch.co.jp/
□サポート情報(磁気で時計が狂う理由)
http://www.seiko-watch.co.jp/support/repair/magnet.html

(2005年6月1日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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