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ソーテック、上期の売り上げ不振により赤字拡大5月18日 発表 株式会社ソーテックは18日、平成17年度3月期の連結決算を発表した。これによれば、売上高は前年比20.8%減の184億5,100万円、営業損益は20億4,200万円の損失、経常損益は20億7,500万円の損失、当期純損益は26億8,800万円の損失と、前年を大きく下回る結果となった。 前年は上半期が好調で中間決算で黒字化を果たしたのとは対照的に、今年度は上半期の売り上げ不振が業績に大きく響いた。販売実績を見ると、上半期はデスクトップが前年比48.8%減の39,500台で、ノートは同34.5%減の39,400台となった。 ただし、下半期はデスクトップが5.4%増の60,500台、ノートが73%増の51,700台と回復。顧客志向の製品作り、法人営業の強化、販売チャネルの見直しと拡大、在庫/仕入れの効率化による効果が現われたとしている。 事業別売上高は、PC事業が前年比21.4%減の174億6,500万円、営業損失は19億9,800万円、サポート/保守/修理事業の売上高は7.3%減の9億8,500万円、営業損失は1,100万円。 同社では次期見通しについて、今後も厳しい状況が続くが、市場の変化に俊敏に対応できる体制作りと、ローコスト・オペレーションの徹底により、赤字体質の脱却を目指すとしている。 □ソーテックのホームページ (2005年5月19日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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