「MHV2 BH」シリーズ

5月　出荷開始

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　富士通株式会社は、シリアルATAに対応し、最大容量100GBの2.5インチHDD「MHV2 BH」シリーズ4モデルを5月よりOEM向けに出荷開始した。

　2004年1月に発表した「MHT20 BH」シリーズの後継モデルで、ヘッドやメディア、信号処理方式の改良により、プラッタあたりの容量50GB、2枚構成で最大100GBを実現した2.5インチHDD。電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限のRoHS指令にも準拠する。

　また、スピンドルモータ駆動方式の改良、制御回路の省電力化により、アイドル時の消費電力を0.6Wに抑え、従来より30%低減したほか、ヘッド支持構造の改良により、動作時300G、非動作時900Gの衝撃に耐えうるとしている。

　容量は100GB、80GB、60GB、40GBの4モデルが用意され、ディスク回転数は5,400rpm、バッファ容量は8MB、平均シークタイムは12ms。インターフェイスはシリアルATAで、最大転送速度は150MB/s。ほか、ホットプラグやNCQもサポートする。

　本体サイズは70×100×9.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は40GBモデルが96g以下、60/80/100GBモデルが101g以下。

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/05/10.html
□製品情報
http://hdd.fujitsu.com/jp/products/mhv2bh.html
□関連記事
【2004年1月5日】富士通、世界初のシリアルATA対応2.5インチHDD
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0105/fujitsu.htm

(2005年5月10日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]