4月23日より順次発売

価格：オープンプライス

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　ソニーは、ノートPC夏モデルとして、「VAIO type A」、「VAIO type S」、「VAIO type F」の3シリーズを4月23日より順次発売する。価格はオープンプライス。

　VAIO type Aシリーズとして新たに15.4型ワイド液晶搭載モデルがラインナップされた。そのほか各機種はCPUなどの基本仕様が強化された。

●VAIO type A

VGN-AS53B

　TVチューナ付き2スピンドルノート「VAIO type A」は、1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型クリアブラック液晶を搭載した2モデルを追加し、合計3モデルが4月23日より発売される。OSはいずれもWindows XP Home Edition(SP2)。

　15.4型液晶搭載モデルは、CPUにPentium M 740(1.73GHz)を搭載する「VGN-AS53B」、Celeron M 370(1.50GHz)を搭載する「VGN-AS33B」の2モデルが用意。店頭予想価格はAS53Bが23万円前後、AS33Bが20万円前後の見込み。

　いずれもFeliCaカードの読み書きが可能な「FeliCaポート」をパームレスト部に搭載。Office Personal Edition 2003が付属する。

　主な仕様は、メモリ 512MB(DDR2、最大2GB)、HDD 100GB、DL対応DVDスーパーマルチドライブなど。チップセットはAS53BがIntel 915GM Express、AS33BがIntel 910GML Expressを搭載する(ともにビデオ機能内蔵)。

　インターフェイスはほぼ共通で、メモリースティックスロット×1、Type2 PCカードスロット×1、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、USB 2.0×3、IEEE 1394×1(4ピン)、Sビデオ入力、D-Sub15ピンなどを備える。

　バッテリはリチウムイオンバッテリで、駆動時間はAS53Bが約2.5時間、AS33Bが約1.5時間。本体サイズはともに373.2×276.5×37.2～46mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.4kg。

　1,440×900ドット表示対応17型クリアブラック液晶搭載を搭載する「VGN-A63」の店頭予想価格は30万円前後の見込み。FeliCaポート、Office Personal Edition 2003は付属しない。

　主な仕様は、CPUにPentium M 750(1.86GHz)、メモリ 512MB(DDR2、最大2GB)、HDD 100GB、Intel 915PM Expressチップセット、MOBILITY RADEON X600(256MB、HyperMemory使用)、DL対応スーパーマルチドライブなど。

　本体サイズは405.5×280.1×42.2～45.2mm(同)、重量は約3.94kg。

□製品情報(17型モデル)
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGN-A63/
□製品情報(15.4型モデル)
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGN-AS53B/

●VAIO type S

VGN-S73PB/B

　2スピンドルモバイルノート「VAIO type S」は、CPUにPentium M 750(1.86GHz)を搭載する「VGN-S73PB/B」、Pentium M 730(1.60GHz)を搭載する「VGN-S53B/S」の2モデルが用意され4月29日より発売される。いずれもOffice Personal Edition 2003が付属する。

　S73PB/Bは、メモリ512MB(DDR2、最大2GB)、HDD 80GB、Intel 915PM Expressチップセット、GeForce Go 6200を搭載。OSはWindows XP Professional(SP2)。店頭予想価格は25万円前後。

　S53B/Sには、メモリ256MB(DDR2、最大2GB)、HDD 60GB、Intel 915GM Express(ビデオ機能内蔵)を搭載。OSはWindows XP Home Edition(SP2)。店頭予想価格は20万円前後。

　そのほかの仕様は共通で、1,280×800ドット(WXGA)13.3型クリアブラック液晶、DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載する。

　インターフェイスはType2 PCカードスロット×1、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、USB 2.0×2、IEEE 1394×1など。

　バッテリはリチウムイオン。駆動時間はS73PB/Bが3.5時間。S53B/Sが約4.5時間(ともにSバッテリ利用時)。

　本体サイズは約312.5×224.8×29.9～35.4mm(同)、重量は約1.95kg(Sバッテリ)。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGN-S73PB/

●VAIO type F

VGN-FS71B

　2スピンドルスリムノート「VAIO type F」は、CPUなどの構成が異なる「VGN-FS71B」、「VGN-FS51B」、「VGN-FS31B」、「VGN-FS21B」、「VGN-FS21」の5モデルが用意される。

　最上位モデルのFS71Bのみ5月14日発売、そのほかのモデルは4月23日より発売される。またFS21以外のモデルにはOffice Personal Edition 2003が付属する。OSはいずれもWindwos XP Home Edition(SP2)。

　新たにオプションとしてMPEG-2ハードウェアエンコーダボード内蔵の「テレビポートリプリケーター」(店頭予想価格30,000円前後)が用意され、TVの視聴/録画に対応可能になった(旧モデルでは使用不可)。また、FS21B、FS21の2モデルには、バックライトを1灯式の廉価版とした「クリアブラックLE液晶」が搭載される。

　「VGN-FS71B」は、1,680×1,050ドット(WSXGA)表示対応15.4型クリアブラック液晶、Pentium M 750(1.86GHz)、メモリ512MB(最大1GB)、HDD 100GB、Intel 915PM Expressチップセット、GeForce Go 6200、DL対応DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11b/g無線LANなどを搭載し、店頭予想価格は24万5千円前後の見込み。

　「VGN-FS51B」は、1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型クリアブラック液晶、Pentium M 740(1.73GHz)、メモリ512MB(最大1GB)、HDD 100GB、Intel 915GM Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、DL対応DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11b/g無線LANなどを搭載し、店頭予想価格は21万5千円前後の見込み。

　「VGN-FS31B」は、1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型クリアブラック液晶、Celeron M 370(1.50GHz)、メモリ512MB(最大1GB)、HDD 80GB、Intel 915GM Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、DL対応DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11b/g無線LANなどを搭載し、店頭予想価格は18万円前後の見込み。

　「VGN-FS21B」は、1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型クリアブラックLE液晶、Celeron M 360(1.40GHz)、メモリ256MB(最大1GB)、HDD 60GB、Intel 915GM Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、DL対応DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、店頭予想価格は15万5千円前後の見込み。

　「VGN-FS21」は「VGN-FS21B」と同仕様で、Office Personal Edition 2003が付属しないモデル。店頭予想価格は、13万5千円前後の見込み。

　インターフェイスはほぼ共通で、Type2 PCカードスロット×1、Ethernet、メモリースティックスロット×1、IEEE 1394(4ピン)×1、USB 2.0×3、D-Sub15ピンなど。

　バッテリはリチウムイオンバッテリ。駆動時間は約2時間(FS70B、付属バッテリ利用時)。本体サイズは共通で364×264.5×25.4～36.4mm(同)、重量はFS71Bのみ約2.9kg、そのほかのモデルは約2.85kg。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGN-FS71B/

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Topics2005_2Q/

(2005年4月12日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]