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IDC Japan、国内PC市場の価格動向を発表
~価格下落に歯止め

2月17日 発表



 IDC Japan株式会社は17日、国内PC市場における価格動向を発表した。

 これによると、過去2年間続いた低価格化の傾向が変化し、価格圧力が最も高かったビジネスデスクトップで平均単価の下げ止まりが見られるという。

 また、ビジネスデスクトップの販売価格帯別出荷台数比率をベンダー別に見ると、NEC、富士通らの国内ベンダーは低価格化が続いているが、デル、日本HPら低価格路線の外資系ベンダーは価格帯別比率はほとんど変化していないという。

 IDC Japanはこれらについて、「収益確保がPC事業継続の必須条件として、各ベンダーの経営課題となっている。外資系ベンダーの価格帯別比率に変化がないのはすでにコストの限界に近いためで、価格を追随する国内ベンダーにおいても収益確保に対する社内外からの圧力が強い。価格競争が限界に近づき、今後は価格以外の付加価値の重要性が高くなる」と分析している。

□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
□関連記事
【1月31日】IDC Japan、2004年第4四半期の国内PC出荷速報
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0131/idc.htm

(2005年2月18日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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