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米HP、フィオリーナCEOが辞任
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International CESで基調講演を行なうフィオリーナCEO |
2月9日(現地時間) 発表
米HPは9日(現地時間)、カーリー・フィオリーナ会長兼CEOが辞任したと発表した。
後任は未定で、ロバート P. ウェイマンCFOが暫定CEOに、パトリシア C. ダン氏が代表権を持たない会長に就任する。
フィオリーナ氏は、'99年にルーセント・テクノロジーから、HPの社長兼CEOに転職。2000年からは会長も兼務、現在は会長兼CEOを勤めていた。また、2002年にはCompaqとの合併を主導した。
今年1月のInternational CESでも基調講演を勤めたばかりで、PC業界を代表する顔として活躍していた。
辞任の原因は明らかにされていないが、2月16日に第1四半期の決算報告を控えていること、不振のPC事業とプリンタ事業の統合を発表したばかりであることなどから、PC分野での業績不振が一因である可能性は高い。
また、一部では取締役会との確執も伝えられており、リリース中でも「取締役会と私の間で、HPの経営戦略の遂行について相違があったことは残念なことではありますが、私は取締役会の決定を尊重します。HPは大変すばらしい企業です。私はHP社員全員の成功を祈っています」というフィオリーナ氏のコメントが紹介されている。
□HPのホームページ
http://www.hp.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2005/050209a.html
□ニュースリリース(和訳)
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2005/fy05-043.html
□関連記事
【1月17日】米HP、PC事業をプリンタ事業と統合
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0117/hp.htm
【2002年5月7日】HP、Compaqの合併完了を正式発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0507/hp.htm
(2005年2月10日)
[Reported by date@impress.co.jp]