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BCN AWARD 2005受賞表彰式開催
~今年は利益ある発展を

1月28日 開催



 株式会社BCNは28日、先だって発表された小売店での販売ランキング「BCN AWARD 2005」受賞社に対する授賞式を開催。各部門第1位を受賞した38社の代表者が集まり、トロフィーの授与を受けた。

BCN代表取締役社長 奥田喜久男氏

 開会の挨拶を行なった同社代表取締役社長の奥田喜久男氏は、現在再開発が進む秋葉原の現状について言及。「先週も新しい棟が立った。今年は戦後60年ということで、今後新しい棟が立つたびに屋上で60発の打ち上げ花火をやりたい。そうすればマスコミもさらに秋葉原に注目してくれるだろう」と語り、秋葉原の発展を盛り上げていきたいとの意向を示した。

 各受賞者に対しては、「優れた商品には、人々の感動が宿る。その創造の扉を開くために注がれた知恵と、努力と、情熱に敬意を表して、栄光のトロフィーを皆さんに捧げます」と賛辞を送った。

 また、ランキング情報サイト「BCNランキング」を28日付けでグランドオープンすること、3月19日から同名の月刊情報誌を15社/420店舗の店頭で無償配布していくことを紹介した。

 続いて販売店を代表してエイデン社長で日本電気大型店協会(NEBA)の会長を務める岡嶋昇一氏が挨拶。

 「昨年のPC市場は厳しかったが、ここにおられる方のがんばりで良い商品が生まれ、年末には台数ベースでは横ばいにまで落ち着いた。しかし、金額ベースでは単価が2万円下がったことで下落している。また、AV市場でも薄型TVやDVDレコーダーが好調だったが、こちらも激しい価格競争で単価が下落という不毛な戦いになっている」と、IT/家電業界とも単価が下落していることを指摘。

 また、「メーカーも販売店も自動車業界に比べると頭が悪いのかもしれない」と冗談交じりながら辛口なコメントを述べるとともに、「今年は単価を上げることをテーマとし、メーカーには良い商品をつくってもらい、我々はそれを大切に売っていきたい」とした。

 最後に受賞社を代表し、キヤノン販売常務取締役の芦澤光二氏が受賞の言葉を述べた。芦澤氏は、岡嶋氏の“利益ある発展を”とのコメントに強く賛同。

 作家曽野綾子氏の著作の「文明とは電気である」との下りを引用し、「その電気に大きく関わるものとして、我々の努力なくして現代人の文明の発展はないという使命感をもって仕事に臨みたい。その上で利益を出せるようにしていきたい」と奮起を促した。

エイデン社長 岡嶋昇一氏 キヤノン販売常務取締役 芦澤光二氏 各社の代表者はひとりひとりトロフィーの授与を受けた

□BCNのホームページ
http://www.bcn.jp/
□関連記事
【1月14日】BCN AWARD 2005発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0114/bcn.htm

(2005年1月28日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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