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米IBM、PC事業をLenovoに売却
〜世界3位の新PCメーカー設立へ

12月7日(現地時間)発表



 米IBMは7日(現地時間)、中国のPCメーカー「Lenovo」(聯想集団)に、PC事業を売却することを正式に発表した。

 リリースによれば、IBMは6億5千万ドルの現金と、6億ドル相当のLenovoの株式を受け取る。これにより、IBMはLenovoの株式の18.9%を所有し、第2位の株主となる。また、Lenovoは約5億ドルのIBMのPC事業の負債を引き継ぐ。これらの手続きは各方面の承認を得て、2005年第2四半期に終了する予定。

 Lenovoは、今回の買収を受けて、PC事業の新会社を設立する。新会社は本社をニューヨークに置き、北京とノースカロライナ州ラーレイを拠点とする。従業員数は、現在のLenovoの約2倍となる約19,000人となる見込み。

 新会社のCEOにはIBMのパーソナルシステムグループ ゼネラルマネージャーのStephen M.Ward,Jr氏が就任する。また、LenovoのCEOであるYuanqing Yang氏が会長に就任する。

 IBMはリリース中で、今回の事業売却によって、世界第3位のPCメーカーが誕生するとしており、IBMのエンタープライズ向け製品を中心とした技術力をLenovoが手に入れることで、グローバル市場に通用するコンシューマPC製品の展開が可能になるとしている。

 また、日本IBM 代表取締役社長執行役員の大歳卓麻氏は、「IBMは、聯想集団有限公司(以下、Lenovo)と総収益が世界第3位となる新しいPC会社を設立することに合意いたしました。これにより、IBMの持つ最先端テクノロジーや世界的な営業サービス体制と、Lenovoの持つコンシューマーでの優位性や世界で最も成長している中国市場でのリーダーシップが合わさり、従来以上に競争力が強化された製品・サービスをお客様にお届けできるようになります。新会社の設立は、PCビジネスの新たなステップであり、お客様により良い製品・サービスをご提供するために専門性を高め、規模の拡大を実現することによって、お客様に新たな価値をご提供するものと確信しています」というコメントを発表した。

 なお、同社広報によると、日本国内市場については従来どおり「ThinkPad」ブランドで製品展開・サービスを行なっていく予定としている。

□IBMのホームページ(英文)
http://www.ibm.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www-1.ibm.com/press/PressServletForm.wss?TemplateName=ShowPressReleaseTemplate&SelectString=t1.docunid=7450
□ニュースリリース(和訳)
http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2004/12081
□Lenovoのホームページ(英文)
http://www.lenovogrp.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.lenovogrp.com/cgi-bin/main.cgi?section=press&sub_section=20041208_r1_content
□関連記事
【12月3日】IBMがPC事業を売却!? 米NY Times紙が報道
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1203/ibm.htm

(2004年12月8日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

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