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ソニー、Sony Style Store開店直前レポート

ソニースタイルストアのロゴ。日本では初の出店となる

11月9日 開店



 ソニーは、大阪・梅田に「Sony Style Store(ソニースタイルストア)」を11月9日にオープンするのに先駆け、5日、報道関係者を対象に内部を公開した。

 「Sony Style Store」は、阪神電気鉄道株式会社が建設した、阪神西梅田開発第2期計画の中核であるハービスエント(梅田阪神第2ビルディング)の4階フロア、約1,691平方m(ソニー・ファミリークラブが出店する2店舗を含む)を使用してオープンするもの。

ハービスエントのロゴ。ハイセンスな大人の街を目指したという 地下2階、地上7階で構成されるハービスエントにはソニースタイルストアのほか、ブランドショップや大阪ブルーノート、大阪四季劇場も入居する ソニースタイルストアは4階

東梅田駅と直結。ヨドバシカメラからも雨に濡れずにいける 心斎橋にあったソニータワー。現在はソニーのロゴも取り外されている

 関西地区においては、'76年から心斎橋にソニータワーを開設していたが、これを先頃閉鎖し、関西地区の新たな拠点として、ソニースタイルストアをオープンした。

 「ソニーから一方的に情報を発信するショールームのようなものではなく、双方向で情報交換が行える拠点にする。その点では、これまでにない拠点となる」(ソニー 安藤国威社長)というように、単なるショールーム機能に留まらず、相談スペースの設置や、生活シーンでの利用提案といったことが可能な店舗づくりを進めるとともに、実際に製品の販売も行なう。

 ソニースタイルストアの名称からもわかるように、「ソニースタイルが初めて出店するリアルの店舗。ソニースタイルで取り扱っている製品の販売も行ない、新しい形のクリックアンドモルタルを目指す」(ソニーマーケティング 宮下次衛社長)と話す。

報道関係者向け説明会の出席者。左からソニーの安藤国威社長、ソニーマーケティングの宮下次衛社長、ソニープラザの宅間嗣史社長、ソニー・ファミリークラブの遠藤育雄社長 ソニーの安藤社長は、「ソニーのコンセプトを関西の人たちに理解していただくための新しい拠点になる」と挨拶

 ソニースタイルで販売している限定カラー製品や、限定グッズなども販売。「スタイリスト」と呼ばれるコンサルテイングスタッフが常駐し、専門的な製品説明とともに、具体的な利用提案を行なうほか、ここで作成された見積書は、そのままソニースタイルのWebを通じた申し込みや、e-Sony Shop(イーソニーショップ)と呼ばれるソニーの特約店に持ち込んでも購入することができる。

 また、ソニースタイルストアでは、製品在庫を置いていないため、その場で購入しても、製品そのものは、後日、ソニースタイルから直送されることになる。VAIOなどでは、相談による購入が増加すると見ているため、ユーザーの要求仕様にあわせた変更案件が前提になると予測していることから、その場での持ち帰りでの対応よりも、直送の手法が最適だと判断したようだ。なお、e-Sony Shopは、関西地区には約90店舗があるという。

 「関西のお客様は、もっとも商品に対する感度が高く、商品価値にシビアだ。そのエリアに対して、ソニースタイルストアの第1号店を出店することに意味がある。同様のコンセプトの店舗は、世界的には、ビバリーヒルズやニューヨークなどにも出店しているが、日本には、このようなワールドクラスの品質を持ったがビルが少ないという点でも、今回の関西への出店が最初になった。ソニーグループと関西のお客様が直接結びつく拠点となることを期待している」と安藤社長は語った。

 また、続けて安藤社長は、「ソニーのコンセプトをワンフロアできちっと伝えていくことがこの店舗の役割だと考えている。また、ソニーの良さは、他社に真似ができない製品を、他社に先駆けて投入すること。量販店とは違う形で、こうしたソニーの良さを訴えることが、量販店に加え、e-Sony Shopをはじめとする販売店との連携につながると考えている。ソニーの新しい挑戦にふさわしい店舗ができた」とした。

 なお、第2号店の出店については、「まだ何も考えていない」(ソニーマーケティング 宮下社長)としている。

 今回、出店するソニースタイルストアは、大きく3つのコーナーから構成される。

ソニースタイルストアの壁面はガラスで、内部は外から見える MUSIC BARは、モーラの協力で音楽データのダウンロード体験が無料でできる スタイリストと呼ばれるスタッフが顧客の一人一人に対応する

 1つは、「Create Your Style」ゾーン。VAIOやウォークマン、ハンディカム、サイバーショットといったソニーの主力製品群を展示するだけでなく、実際に使ってもらって、音楽、映像を楽しむためのライフスタイルの提案を目的としている。

 同ゾーンでは、VAIOのCTO対応などの相談を受け付けたり、使用目的にあわせた利用提案などを行なう「VAIOジム」、音楽配信サイトであるMoraを利用して実際に音楽ダウンロードが体験できる「MUSIC BAR」。デジタルカメラやデジタルビデオカメラで実際に撮影し、その場で撮影した画像を印刷して持ち帰ることが可能な「イメージスタジオ」が用意されており、MUSIC BARではダウンロードした音楽を自分のネットワークウークマンやMDなどに転送して持ち帰ることもできる。

3つの体験ゾーンのうちの1つであるCreate YourStyleゾーン。実際に触って体験できるほか、ワンポイントセミナーが随時開催される ソニースタイルでしか販売されていないカラーもここでなら購入できる。ただし、在庫がないため、商品の受け渡しはソニースタイルから別送される
イメージスタジオは、デジカメやデジタルビデオカメラで撮影したり、コンテンツをプリントアウトしたりといった体験ができる VAIOジムは、VAIOの利用環境にあわせてCTOの提案を行うスペース。自分の使い方にあわせて仕様を変更し、見積もりを作ってくれる

 2つ目の「Create Your Room」ゾーンでは、リビングルームの雰囲気を再現したスペースを用意し、来店客の要望に応じたコンサルティングなどを行なうことを狙っている。

 スペースデザインや家具、照明、プロタクトデザインなどを手掛けるクリエイティブユニットであるgrafとのコラボレーションで実際のリビングでの利用シーンを想定した展示を行なっているのも特徴。

 東京 銀座のソニービルや、お台場のメディアージュでもリビングルームを意識した展示を行なってはいるが、「あくまでも見せる、あるいは体験するといったことに留まっていた。ソニースタイルストアでは、それだけでなく実際に個別の相談に応じるところまで行ない、ホームシアターの設置や配線の処理といった設置サポートサービス、リビングのリニューアルまでを含めた対応を図りたい。お客様が自宅のリビングルームの図面をお持ちいただければ、それに最適化した提案を行なえるといったコンサルティングサービスもしたい」(ソニーマーケティング)という。

 将来的には、サービス内容をメニュー化して提供するなど、ショールームから脱皮した展開をすすめる予定だという。

Create Your Roomも、3つの柱のうちの1つ。将来的には。家のリビングの図面を持ち込めば、相談に乗るといったサービスも行なう ショールームではなく相談にのったり、提案をする点に力を注いでいる

 3つ目は、「Sense of Sony」ゾーン。同社が掲げる「Sony Hi-Vision Quality」を実現するハイビジョン対応製品の展示のほか、クオリアブランド商品の展示および、2部屋設置されたクオリア専用視聴ルームによる体験を可能としている。

 「今回のオープンが完成ではない。商品、サービスなど、お客様の要望をとんどん取り入れていきたいし、年末商戦突入を前にたくさんの人に来ていただき、製品を直接体験していただきたい。新しい製品で、新しい提案ができるような店舗づくりに努力したい」(ソニーマーケティング 宮下社長)と抱負を述べた。

3つの柱の最後はSence of Sonyゾーン。クオリアをはじめ、同社が目指すハイビジョンワールドを具体的に見せる VAIOはデスクトップからノートパソコンまでを展示。心斎橋のソニータワーで好評だったレコードプレーヤーも復活。この展示は東京のソニータワーやメディアージュでも行なっていない ソニープラザは地下2階に出店。そのほかソニーグループとしては、ソニー・ファミリークラプが経営するZekoo(ゼクウ)と、LightUpも出店

動画1
関西弁であいさつするAIBO(WMV形式、約0.3MB)

 なお、ソニースタイルストアの営業時間は午前11時から午後8時まで。休館日は、ハービスエントの休館日に準ずる。

 また、ソニーの安藤社長は、「関西には、阪神タイガースファンが多く、現在、関西の人たちに喜んでいただけるように、虎縞のタイガース・アイボの発売を準備している」ことを明らかにした。


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ソニースタイルストアホームページ
http://www.jp.sonystyle.com/Store/
□ハービスOSAKAのホームページ
http://www.herbis-osaka.com/
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【10月14日】ソニー、大阪梅田に「ソニースタイル ストア」を11月オープン
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1014/sony.htm

(2004年11月5日)

[Reported by 大河原克行]

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