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キヤノン、ホームユーザ向けフォトプリンタ「SELPHY」
10月中旬より順次発売 価格:オープンプライス 連絡先:お客様相談センター キヤノンは22日、ホームユーザ向けダイレクトフォトプリンタ3機種を発表した。発表されたのは「SELPHY DS700」、「SELPHY CP500」、「SELPHY CP400」。 3機種の発表とともに、「Self」と「Photography」を合わせた「SELPHY」という新ブランドを立ち上げた。自分で簡単にプリントできることを表す名称で、写真専用の小型プリンタに冠せられる。 また、現行機種の「CP-330」を「SELPHY CP330」とし、合わせて4機種のラインナップとなる。 価格はすべてオープンプライスで、対応OSはWindows 2000/XP、Mac OS X 10.2.1以降。 ●SELPHY DS700
「SELPHY DS700」は、ラインナップの最上位機種。発売は11月で、店頭予想価格は20,000円前後。 デジタルカメラからの「PictBridge」によるダイレクトプリントのほか、本体にカードスロットを搭載し、メモリーカードからの印刷も可能。L判のほか、はがきサイズ、専用名刺サイズ、シール紙をプリントできる。印刷方式には、同社の小型フォトプリンタでは初めて「インクジェット方式」を採用し、染料系3色型インクタンクを装備する。 本体前面に映像出力端子(NTSC)を備え、TVに接続して、メモリカードやデジタルカメラ内の画像をTVに表示できる。また、標準で付属するリモコンで、画像の回転やサムネイル表示、撮影日で絞り込む検索、用紙の種類、印刷品位、印刷枚数などの設定、本体の電源操作を行なえる。 PCとの接続は、USB 1.1。 対応するメモリカードスロットは、CF/Microdrive/スマートメディア/メモリースティック/メモリースティックPRO/SDカード/MMC。別途アダプタを使用することで、xD-Pictureカード、メモリースティックDuo、メモリースティックPROデュオ、miniSDカードにも対応する。 赤外線通信(IrDA)を利用して携帯電話から画像(JPEGのみ)を転送できる「プリントビーム」機能も搭載する。 解像度は、PCからの印刷時は4,800×1,200dpi。ダイレクト印刷では1,200×600dpi。印字可能枚数は100枚。印字速度はL判で73秒。給紙可能枚数はL判、はがき、専用名刺それぞれ20枚。シール紙は1枚。 本体サイズは215×217×79mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.8kg。 ●SELPHY CP500 「SELPHY CP500」は、「CP-200」の後継機種昇華型熱転写プリンタ。発売は10月中旬で、店頭予想価格は20,000円前後。「PictBridge」によるデジタルカメラからのダイレクトプリントのほか、PCからの印刷にも対応する。外装にミラーパネルを採用する。 PCとの接続は、USB 1.1。 解像度は300×300dpi。階調数は1色あたり256。印刷には専用紙を使用し、Lサイズ、ワイドサイズ、ハガキサイズ、カードサイズ、カードサイズシール紙、カードサイズ8分割シール紙に対応。給紙は専用のペーパーカセットを使用する。 印字速度は、同社の映像処理技術「DIGIC II」を搭載したデジタルカメラを使用した場合、L判で54秒。「DIGIC」搭載のカメラで57秒。 本体サイズは178×58.6×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約850g。 ●SELPHY CP400 「SELPHY CP400」は、安価なエントリーモデル。発売は10月中旬で、店頭予想価格は15,000円前後。CP500とほぼ同様の仕様だが、印刷速度が同社の映像処理技術「DIGIC II」を搭載したデジタルカメラを使用した場合、L判で68秒となり、CP500より14秒劣る。本体色はブリリアントグレー。 □キヤノンのホームページ (2004年9月22日) [Reported by aoyama-t@impress.co.jp]
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