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オリンパス、小型ボディの5倍ズームデジカメ

10月中旬

価格:オープンプライス

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 オリンパス株式会社は、フォーカスポイントを143カ所から選択できる5倍ズームデジタルカメラ「CAMEDIA C-70 ZOOM」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後。

 1/1.8型有効710万画素のCCDと、光学5倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ。両面非球面レンズを2枚使用するなど、5倍ズーム機ながら小型化につとめ、本体サイズは「クラス最小」としている。外形寸法は102×42.5×59mm(幅×奥行き×高さ)、重量は220g(電池と記録媒体を含まず)。

 液晶モニター上の143カ所からフォーカスポイントを選択する「AFターゲット選択機能」を搭載。選択操作は背面のAE/AF専用ボタンと十字キーを使用する。選択可能な範囲は、フレーミングエリアの縦約75%、横約87.5%。

 独自の画像処理エンジン「TruePic TURBO」を採用。また撮影時には、同社コンパクトデジタルカメラで初めてのダイレクト露出表示が可能で、露出オーバー部分を赤、露出アンダー部分を青でリアルタイムに表示する。ヒストグラムの表示も可能。

正面 背面

 最大記録解像度は3,072×2,304ピクセル。RAWデータ記録にも対応する。撮影感度はISO約80~400。最大640×480ピクセル、30fpsの音声付き動画も記録でき、静止画音声の記録も可能。

 レンズの焦点距離は38~190mm(35mm判換算)。開放F値はF2.8~F4.8。最短撮影距離は通常ワイド端が60cm、テレ端が120cm、マクロモードが8cm、スーパーマクロモードが2cm。

 プログラムオート、絞り優先オート、シャッター優先オート、マニュアル露出の各露出モードに加え、5モードのシーンプログラムを利用できる。測光方式はデジタルESP、スポット、マルチ。1分刻みのインターバル撮影(最大67分間、99枚まで)にも対応する。

 2型の半透過型TFTカラー液晶(サンシャイン液晶)を装備。液晶モニター上に1カ月のカレンダーと、各日の最初に撮影した画像が表示される「カレンダー機能」も備えている。

 電源はリチウムイオン充電池で、別売のACアダプタ「D-7AC」(4,725円)を使用すれば、電池をカメラに入れたまま充電できる。

 記録メディアはxDピクチャーカード。パソコンとはUSBで接続し、対応OSはWindows 98/Me/2000/XP、Mac OS 9.0~9.2/X 10.1~10.2。RAW現像やカレンダー機能を搭載した画像処理・管理ソフト「OLYMPUS Master」が付属する。

 操作面では、任意の機能を割り当てられるカスタムボタン、ピントを合わせたい部分を拡大表示するマニュアルフォーカス機能、シャープネスなどの画像設定を4つまで登録できるマイモードなどを装備している。

□オリンパスのホームページ
http://www.olympus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2004b/nr040916c70zj.cfm
□製品情報
http://olympus-imaging.jp/lineup/digicamera/c70z/

(2004年9月16日)

[Reported by orimoto@impress.co.jp]


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